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読書記録#9家で死のう!
お疲れ様です。
今日は私の大好きな本を再読したので紹介します。
人は誰しもが死にます
だんだん元気がなくなり、だんだん食事がとれなくなり、だんだん歩けなくなり、寝ている時間が長くなります。そのうち水も飲まなくなり、トイレにも行かなくなります。そして、深い眠りに入って意識がなくなるとついには呼吸が弱くなり、とうとう呼吸が止まります。それと同時に心臓が止まる。これが、人が死ぬと言うことです。
日本では死をタブー視しています。老後のお金を心配している方は多いですが、自分の最期についてきちんと考えている方は少ないですね。唯一決まっている死について、考えないのは不思議です。
私はその方とのお別れは淋しく悲しいですが、死そのものは悲しいものではないと思います。人間だけでなく、動物もみんないつか死にますからね。
私は職業柄、友達や家族と『死生観』『もしもの時』について話しますが、医療従事者以外には嫌がられることが多いです。「そんなこと今はわからない」と言われます。しかし、死はいつ訪れるかわかりません。本人に聞けるうちに聞いておいた方がいいに決まっていますよね。
医療が発展したことで寿命は伸びましたが、反対にみんなが理想とする『ピンピンコロリ』は難しくなりました。
私は可愛いおばあちゃんになって、大切な人にお礼とお別れを告げて亡くなりたいです。