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大震災からの生存「絶体絶命都市4Plus -Summer Memories-」
PS4/5、Steamで6000円強。
プレイ時間は10時間。
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巻き込まれると当然乙る。
あらすじ
バスに乗って初めて訪れた街で、あなたは大震災に遭ってしまう。
どうにかして家に帰りたいが……
システム
震災で崩壊した街を歩き、人助けをしながら帰還の手段を探る。
その際、あなた自身の感想を選択する場面が幾度となくあるため、
本来の意味でロールプレイングゲームと言える。
ただしゲームシステムとしてはアドベンチャーである。
都度発生する余震では、姿勢を低くするポーズを取らないでいると転倒し体力が削れてしまう。
しかし、余震で建物の崩落に巻き込まれると即死してしまうため、必ずしもその場で姿勢を低くするのが最適解とは限らない。
事前に周囲の建物の状態を確認し、崩壊手前のものがあれば注意しておくのがよい(その見分け方はゲーム内コラムで教えてもらえる)
難易度
ふつう。
難しい場面はないのだが、アドベンチャー特有の面倒さはあり、
移動が面倒なステージでは手間と時間がかかってしょうがない。
特に団地とおんぶ。
雰囲気
悲惨、懸命。
そういった被災者の状況・感情を描きながら、被災地で発生する犯罪なども啓蒙している。
ただし、犯罪の手口はなるべくコミカルかつ間抜けなものになっており、真似しようとは思えない程度のものになっている。
と、思っていたんだけどなあ。
感想
さっと遊べるライトな内容だし、飽きる前にクリアできたからよかったものの、ファストトラベルがなかったりカメラワークが悪かったりとユーザー不親切な点があった。
ただ、被災のマイナスな部分をたくさん体験できる点はゲーム体験として良いものだといえる。
隣を歩いていたモブが崩落した道路の下敷きになって死んでいたり、お使いして助けた家族が団地の沈没で死んだり。余震で人が死ぬというのがどういうことかをありありと見せつけてくる。
主人公はプレイヤーのプレイングがうまければ死なないが、集団ヒステリーには巻き込まれやすいのかちょくちょくひどい目に遭う。
教団からネコババした3000万で買い漁った株、結局使わずエンディングに行ってしまった。