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王道RPG「メタファー リファンタジオ」
XBOX,Win,Steam,PS4/5で10000円。
プレイ時間は70時間。
![](https://assets.st-note.com/img/1730687740-Mg7wbqhflU32N8YHzkBEVo9p.jpg?width=1200)
あらすじ
世界には3つの国家と8つの種族があった。
クレマール、ローグ、ルサント、イシュキア、ユージフ、ニディア、ムツタリ、パリパス……
8つにも含まれない種族・エルダの少年は、妖精ガリカと共に王都を目指す。
「特命」を果たすために。
前王は暗殺され、主犯と思しき革命家ルイは堂々と玉座に手をかける。
その時、亡きはずの前王が空に浮かび上がるーー
これは、世襲でなく民衆によって王を選ぶ戦いだ。
システム
王道RPG。アクション要素はほぼない。
斬/壊/突、火/氷/雷/風/光/闇の9種類ある属性について、敵味方ともに弱点や耐性を持っており、基本的に相手の耐性を調べながら的確な攻撃が求められるゲーム。
陣営ごとのターン制だが、行動は「プレスアイコン」を消費する形式となっており、弱点を突けばあまり消費せずたくさん行動でき、攻撃を回避されたり無効化されたりすると多く消費して敵に行動が移ってしまう。
また、他ゲームでジョブとされるような「ロール」だが、今作ではアーキタイプと呼ばれる形で全員が好きなロールを習得できる。
勿論上位のアーキタイプになると、前提条件も厳しくなってくるが。
ここまで戦闘について述べてきたが、ゲーム全体の進行はプレイしてみた方が早いだろう。
一言でいえば、世直し選挙活動である。
難易度
なかなか難しい。
序盤は敵味方ともに戦術の幅が狭く、基本は力押し、かつダンジョンでは消耗戦となるが、トライする日程には余裕があるため易しめ。
一方終盤ともなると、弱点がないどころか全属性に耐性を持っていたり、果ては全反射してくる最悪ドラゴンまで出てくる。反社の龍……
逆にこちらは耐性を無視する攻撃や、耐性上塗りで弱点を生成する技を使えるようになっているため、相手の耐性を見ずに弱点生成→圧倒的火力でワンパン、なんてこともできるようになっているので楽しい。
おそらく中盤のプレスアイコンを生成してくるボスが一番大変だったかも。
あと反社の龍。
雰囲気
音楽を聴いてみるといいかも。そういう雰囲気だ。
話は割と重い。常にピンチだし、あと少しで手が届くかと思ったら大きく突き放されるような展開の連続だ。
感想
ラスボスがカルナ(ネタバレのようでネタバレでない)
流石は令和のゲーム。プレイ体験が完璧で、ノイズになるような要素は全て省かれている。UIしかり、クエストしかり。
邪魔になる部分が省かれているだけで、必要な支度はちゃんと自分で行う必要があるので、敵地の情報を得るのは大事だし、相手の弱点や行動パターンを知ることが戦闘の出来を左右する、なんてことはザラ。
ダンジョンハック、あるいは仲間と過ごすにしても時間が経過していくので、好き勝手に経験値を積み上げるようなことは難しく、限られた時間で修練して次の課題に取り組む、というスタイル。
ある意味ではレベリング不要なデザインと言え、スムーズで濃密なゲーム体験が約束されている。
今年一番を争える作品だ。格が違う。
主人公のステータス振りを魔に寄せすぎたせいで、最後に辿り着く****のアーキタイプが満足に使えなかったのが心残り(ほとんど物理技なので)
ええんや、ワイの究極はエレメンタルマスターなんや。
舞メテオで16000、倍満や。