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>EWW メルマガ記事 2023.03
EY Winning Women 2018 のファイナリストとして、表彰を受けたその翌週、医師からがんを告知されました。進行の早いがんだったため、即手術、抗がん剤から放射線治療と続きました。APACのプログラムへの参加を楽しみにしていたので、とても残念でしたが、その当時、悲しんでいる余裕はなかった事を思い出します。会社を背負った身として、やはり仕事のこと従業員のことが非常に気がかりな毎日であったこと、またプライベートでも深刻な問題が重なったこともあり、経営者として親として、越えなければならない険しい山をいくつも経験することになりました。
「苦難」というものは、本来経験したくないところではあるのですが、振り返ってみると、実は人生にとって非常に重要であること、実はとてもありがたいことだと、気づきます。まだまだ未熟な私を育て、その先へ進むため背中をそっと押してくれました。
「会社の未来を一番に考えたとき、最良の選択は何か」
「ひとまず助かった命で自分はこれから何をすべきなのか」
この4年間で出した答えは、避難器具メーカーとの資本提携です。私は2022年9月よつばメンテナンスの代表を退任し、現在は顧問として業務に携わっています。また同月、株式会社ほむすび設立。消防設備をはじめ、防災士としても広く防災に関する仕事を開始しました。9月から東京都の事業所防災リーダー通信のテーマ出しと原稿を40回分提出します。
事業所防災リーダー制度|東京都防災ホームページ (tokyo.lg.jp)
こちらに登録すると、事業所防災リーダー通信が届くだけでなく、防災に関する最新の情報がメールで届きますので、総務や管理部門の対応に役立つかと思います。よろしければ、ぜひ登録して頂ければと思います。
今からちょうど12年前の3.11東日本大震災の際、帰宅困難者で駅などが溢れていた状況はまだ記憶に新しい方も多いかと思います。当時、都内でも最大震度は5強でした。首都圏直下型となれば、震度6,7クラスが発生する可能性があります。周期的にみても、いつ発生してもおかしくない状況です。
これまでの震災での状況を鑑みますと、やはり日頃の訓練と備えが、被災状況の結果を大きく左右していることは間違いありません。むやみに恐れるのではなく、これまでの経験を教訓としてぜひ生かして下さい。自分たちに必要な備えは整っているのか、いま一度確認していただきたいと思います。