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【シャニソン】確率で考えるユニット人数のメリット・デメリット

こんにちは、ほむです。

シャニマスには計8つのユニットが存在しますが、その人数はバラバラ。
アンティーカ・放クラは5人、シーズは2人です。

シャニソンにおいて育成はユニット単位で行うため、ユニット人数による影響があります。

本記事では確率を利用して、ユニット人数がもたらすメリット・デメリットを検討していきます。


と、その前に、
育成環境とステータスに関する話をさせてください。


ステータスに関するメリット・デメリット

サポート編成の自由度

アンティーカの場合

各ユニットのプロデュース時には、自分の3枚+フレンドの1枚の計4枚のサポートキャラを編成します。
プロデュースするユニットのアイドルはサポートキャラとして選択することができません。

そのため、5人ユニットでは5人分が使用不可になるのに対し、2人ユニットの場合は2人で済みます。
サービス開始から半年ということで、まだキャラと効果には偏りがあるためどうしても5人ユニットは育成しにくい部分があります。

執筆時点だと、放クラをCM育成するのは困難です。
はづきは全てのユニットに対して編成できるため、どんな効果であっても価値がありそうです。

上振れ時の恩恵

育成ゲームなので、驚くような上振れが発生することがあります。
人数によりステータスが上がりやすい・上がりにくい、ということは無いため、5人ユニットで上振れた場合、メイン育成していたキャラクター以外の4人もそこそこ高いステータスになります。

特に、後述のライブスキルが一切関係のない、サポートメンバー向けの一極育成ではこの恩恵が大きく受けられます。

200~300程度はステータスに差が付くため、メインユニット用なら結局1キャラずつプロデュースして適したスキルを付けた方がいいです。
ついでに強いスキルが引けたらラッキー程度。

分かりやすい点はこの2つでしょうか。
ここからは実際に確率を計算し、数値を用いた比較をしていきます。


ライブスキルに関するメリット・デメリット

歓喜の舞、画面の前で踊り狂う。

プロデュースが完了するとアイドルごとにライブスキルの抽選が行われます。
ライブスキルは抽選後に入れ替えることができます。

集中して育成していたアイドル一人に目的のスキルを付けられれば十分なので、ユニット内の誰かが目的のスキルを引いてくれればOKとなります。

各Pアイドルはライブスキルを2個ずつ持っており、2×(ユニット人数)個から1つが抽選されます。

簡潔に言うと、ユニット人数が少ないと抽選確率が上がる代わりに抽選回数が減り、逆にユニット人数が多いと抽選確率が下がる代わりに抽選回数が増えます。

シーズは4個から1個引くことを2回行うのに対し、アンティーカ・放クラは10個から1個引くことを5回行う、ということです。

大体のカードは1つが有用で1つが微妙、または2つとも微妙となっています。
※ここで言う有用とはコンボボーナスやパーフェクトスコアUP等、高スコアを目指せるスキルのことであり、イベント等や日頃の育成でファン数UP等が必要になる場合もあります。

目的のスキルを誰か一人が持っている場合

上のノクチルの画像では、透のみがコンボボーナスLv.4を持っており、これを引けたという状況です。
ガシャ結果により凸が偏ってたり、担当アイドルが所属するユニットではスキルの強弱の差が大きくなります。

というか、ガシャを回しまくったり虹の結晶で特訓しまくったり、しない限りは大体この状況になります。


$${n}$$人のユニットをプロデュースした場合、少なくとも1回、目的のスキルを引く確率$${P_n}$$は

$$
P_n=1-\left(1-\frac{1}{2n}\right)^n
$$

と表されます。
余事象余事象~

$$
P_2=1-\left(1-\frac{1}{4}\right)^2=1-\left(\frac{3}{4}\right)^2=1-\frac{9}{16}=\frac{7}{16} \simeq 0.44 \\
$$

$$
P_5=1-\left(1-\frac{1}{10}\right)^5=1-\left(\frac{9}{10}\right)^5=1-\frac{59049}{100000}=\frac{40951}{100000} \simeq 0.41
$$

正直誤差レベルです。


目的のスキルを全員が持っている場合

スキルを優先して特訓をしていけば、全員が目的のスキルを持ったようなユニットが用意できるかもしれません。

$${n}$$人のユニットをプロデュースした場合、少なくとも1回、目的のスキルを引く確率$${Q_n}$$は

$$
Q_n=1-\left(1-\frac{1}{2}\right)^n=1-\left(\frac{1}{2}\right)^n=1-\frac{1}{2^n}
$$

と表されます。

$$
Q_2=1-\frac{1}{2^2}=1-\frac{1}{4}=\frac{3}{4} = 0.75 \\
$$

$$
Q_5=1-\frac{1}{2^5}=1-\frac{1}{32}=\frac{31}{32}  \simeq 0.97
$$

ユニット人数により大きく変化します。
5人ユニットの場合、約97%の確率で目的のスキルを1回引くことができるようになります。


結論

分かりやすいね

青線が「誰かが目的のスキルを持っている」場合、赤線が「全員が目的のスキルを持っている」場合です。
緑線は「何人かが目的のスキルを持っている」場合です。

緑線はほぼ横ばいであることから、キャラクターが揃えば人数が多いほど安定感が増すことが分かります。
特に、5人ユニットは圧倒的です。


これは直近の台パン案件

まとめ

目的のライブスキルを引けるか、という問題について

  • ユニット人数が少ないほど揃えるのは容易だが、安定感に限界がある。

  • ユニット人数が多いほど揃えるのは困難だが、安定感は増す。

  • 5人ユニットではほぼ確実に目的のスキルを引けるようにすることが可能である。

と、なりました。
まあ簡潔に述べると「全キャラ★5なら5人ユニットの方が安定して目的のスライブスキルが引ける」ということです。

ここまで「目的のスキル」とは理想的なスキルのことを指していましたが、まあ許せるラインの妥協スキルを引く確率を含めると、人数が多い方が圧倒的に安定します。
そのため、5人ユニットでは全部微妙なスキルにはなりにくいです。


さて、今更気付きましたが、シャニソンは楽曲毎にステータスにボーナスがつくアイドルが変わります。
どの曲もスコアを最大化したければ、全員をちゃんとプロデュースする必要があります。



全員プロデュースしろ!!!!!!!!!

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