グレイテスト・ショーマン
昨日、ルームシェアをしている友人に
「グレイテスト・ショーマンみたいんだよね」
と提案されたので、夜に見た。
結論から言うと、かなり良かった気がしている。
というのもまだ消化しきれていない部分が多いので、良さを完璧に言語化できているとは到底思えない。
にもかかわらず、翌日起きたら感想を書きたいから書いてみた。
多分ネタバレがあると思う。
好きポイント①差別、偏見の中でも力強く生きる団員
グレイテスト・ショーマンでは、個性豊かな団員たちがサーカスを行なっている。髭の生えた女性、黒人、巨漢、背の小さな成人など。
社会の中で、差別や偏見に苦しみ、日向に出ることのなかった人たちを、主人公バーナムがスカウトし、個性豊かなサーカス団を編成したのだ。
しかし、バーナムも一度は彼らを除け者にしてしまう。
本物の実力を持つオペラ歌手の上演に成功し、彼らを除け者にしたのだ。
その際に歌われたThisIsMeがすごくいい。
何がいいかと言うと、団員たちの表情の変化だ。
一人でも、差別・偏見があろうとも、力強く生きていくんだという意思を感じた。
こういう世界いいね。
好きポイント②拍手喝采の演出
バーナムがサーカスで成功し、失敗し、もう一回成功する、みたいなストーリーなのだが、最初の方の成功では観客の拍手喝采の場面のみ音が極端に聞こえなくなる。
オペラ歌手が歌うのは「Never Enough」という歌で、簡単に言っていいかわからないが、満足できない、満ち足りない、そんな歌詞だ。
おそらく、この満足できないのを拍手喝采の音量が小さく聞こえる演出で表現しているのかも?って思ってる。
一番最後にどん底に落ちた後の成功で拍手が大音量で聞こえていたら、きっとこの考察は合っているのではないか。
だけど、最後聞こえていたかどうかはあんまり覚えていない。
もう一度見ねば。
考えたいポイント①惑わされるものは何か
一度失敗した後に、何もかも失った後に(正確には団員たちがいるが)、団員たちと一緒にもう一度頑張るぞ!という展開になる。
その際に歌われるのが「From now on」
その中に
These eyes will not be blinded by the lights
という歌詞がある。
「光に目をくらませたりしない」という意味である。
ここで考えたいのが、光に当てはまるものは何か、である。
本作品で言えば、ビジネスとしての成功、お金、拍手喝采、などであろう。
では、他者の幸せは光に当てはまるのだろうか。