見出し画像

育休から復帰する前にやることは予防接種だ。

「なんで重要な、休めない会議が入っている日に限ってこの子は熱を出すの?!」
「あなたは休めない?」


とパートナーに聞いても、返ってくるのはこんな返事。

「むりだよ。今日、大事なアポがあって当日に俺じゃないと対応できないし」

でもどうしても休めないのだ。

まさか、こんなことが自分に起こるとは思っていなかった。


病児保育という言葉は知っていたし、なんならどこに登録すればいいか? というのもイメージはできていた。それでも、時間に融通がきくしごとだし、今まで生後3ヶ月から預けてきて、生後9ヶ月までそうそう熱で休むこともなかったから、別に病児保育に登録しなくてもいいか、そんなふうに思っていました。

2年前のそんな自分に喝を入れたい。

大事な、大事な仕事のときに、ヒヤヒヤしながら保育園にあずけるよりも、安心して自宅で1対1で見てくれる病児保育を保険代わりに登録しておけ! と。


今日は、これから4月に育休や産休などから復帰するよ。という方向けに、今やっておくべきことをお伝えしようと思う。

私の少しの経験と、まわりのママたちに聞いたものからピックアップしてお伝えする。


自己紹介が遅れました。生後3ヶ月で無認可保育所に預けて仕事に復帰。その後4月から認可保育園に転園しました。息子はこの4月から2歳児クラスに進級します。ワーキングマザー歴約2年半ちょっとのママです。

何をまず考えなければならないか?


1つめがまずは、病児保育への登録。


どうしても休めない日が自分とパートナーにある場合、登録をおすすめします。

自治体の病児保育、病後児保育は事前登録が必要な場合もあるので、まずは確認。

台東区の病後児保育はこちら!

あと、ベビーシッター型の病児保育を使った場合に補助金が出るので、チェックしておいてくださいね。



2つめは、ファミリーサポートの登録。

多くの自治体には、ベビーシッターよりも安く地域の方が子どもを預かってくれるサービスがあります。ぜひ、登録を早めにしてみてください。場所によっては登録会が月に1回しかないってことも。

ただ、今はコロナの関係で、郵送での登録をしてくれるところもあるので、まずは電話を!

台東区の場合3月いっぱいは郵送で登録してくれるということなので今のうちに電話を→


3つ目は、予防接種。

今受けられるものは、休みのうちに受けておいてください。
保育園に通い始めると風邪をひくことも多く、スケジュールが狂いがちです。

タイトルにあった予防接種がようやくでてきたよ。そう思われましたか?
育休復帰前にやることは、予防接種のように、リスクヘッジのことがたくさんあるのです。
予防接種は、重い病気にかからないようにリスクヘッジのために打っておくものですよね?
そうです。育休前にやるべきことは、予防接種のようなリスクヘッジを何本も打っておくことなのです。

画像1

今挙げたこの3つの予防接種は、少なくとも検討が必要です。


あと打っておいたほうがよい予防接種は、

・子どもの写真整理
・時短レシピを集める
・保険証のコピーをパートナーと祖父母に渡す
・面倒な家事(古い子ども服やおもちゃを捨てる、粗大ゴミを捨てるなど)
・壊れたら詰む家電のメンテナンス・買い替え
・ママの歯医者(慣らし保育中)

なんかを、すでに復帰経験があるうちのママインターンはおすすめしています。

それから、復帰すると直面するのが家事の分担についてのパートナーや祖父母など手伝ってくれる方とのすり合わせもとっても大事です。


「なんで夕飯こんな簡単なやつなの?」
「手抜きしていない?」


復帰してからこんなセリフをパートナーに言われたらイラッときませんか?

育休中は時間に比較的余裕があるから、育児だけではなくて家事も自分が中心でやっていたけど、復帰したら働いて帰っててきて時間ないのは私も同じなんだけど?!
って思いません?


そんなことにならないためにも、あらかじめ、誰が何をやるかの意識をあわせておくことと、お互いの最低ラインの共有はとっても大切なのです。


「○○小児科に連れて行けって言われたけど、どこにあるのか?」

お願いしようと思っていた自分の母から聞かれるとイラッとします。少なくとも私はします。

「自分でググればすぐわかるよね?」

そんなふうに思うかもしれません。
でもここも重要です。

あなたのお母さんは、つまりお子さんのおばあちゃんは、そもそもグーグルマップを使えますか? スマホは使いこなせていますか?

使いこなせていれば大丈夫! 特に問題はありません。

あれ? ちょっと不安だぞ?! という方は、ぜひかかりつけのお医者さんまで一緒に歩いて行っておいてください。 もしくは地図をプリントアウトして渡しておくこと。


これも予防接種のうちの一つです。


あとは、あなたの仕事内容や復帰のスケジュールなどによって、打つべき予防接種が変わってきます。

実はこれを読んで実行していくのも、仕事からしばらく遠ざかっていたあなたの仕事の準備運動みたいなもので、一種の予防接種かもしれません。

お子さんの予防接種はスケジュールをしっかり管理して、計画的に打ちましたよね。
復帰の予防接種も同じです。

さあ、あなたは何本予防接種を打ちますか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?