もし私(保護者)がコロナになったら子どもはどうなる?
こんにちは!
台東区議会議員 本目さよ(ほんめさよ)です。
10月27日に第三回定例会(議会)が終わりました。最終本会議の日に、新たな補正予算が提案されました。
コロナになったときに保護者はどうすればいいのか?
その中にあったものが、保護者がコロナになって、子どもが陰性だった場合、子どもはどうすればいいのか?特にひとり親家庭の方などから不安の声をいただいておりました。
港区では
区で子どもの居場所を確保というニュースも拝見していて、私も一般質問で質問にこそしませんでしたが、ぜひこういった不安にも対応してほしいということを区長に伝えていました。
「自分が感染してしまったら子どもはどうなるのか?」
そういった不安を解消するため、新型コロナに感染してしまった場合に子どもの預け先が確保できるという安心が、必要なのではないでしょうか。これはひとり親に限ったことではありません。
区としてそういった場合の対応についてきちんと周知を進めるべきです。
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9月に言及していたものが10月の補正予算(年度の途中で、必要だ!ということで計上される予算のこと)であがってくるなんて、台東区としてもどうにかしなくてはという意識があったということなんだと思います。
自宅へのベビーシッター等を派遣します!
補正予算が計上され、子育て支援特別委員会でも報告があったものの、これは区長のやる気を区民の皆さんに示すものでもあると思っています。ですので、まだこれから詳細は詰めていく部分はあるし、気になる部分は大いにあるのですが、きちんと子育て家庭の不安に寄り添っているという意味で大きく評価したいと思っています。
具体的に保護者がコロナに感染したことがわかった場合どういうフローをたどるのか?
現在、保護者が全員コロナに感染した場合で子どもが幸いなことに陰性だった場合、児童相談所と相談しながら多くの場合一緒に入院できる病院を探すようです。これは今後も変わりません。でも、もしもどうにもならない場合には、ご自宅にベビーシッターやヘルパーが24時間(交代制で)で派遣されます。
この事業は介護が必要な高齢者・障害者向けにも同様なしくみを取る予定です。
個人的には
・コロナに感染したとわかってからシッターさんがくることがわかっても、自宅に入ってもらう準備が取れない
・鍵とかどうするんだろう?
・どこか違う場所で預かってもらえないのだろうか?
などのリスクや疑問点もありますが、そのあたりも含めて運用のチェックをしていきたいと思います。
今回のこの制度の予算額は約1700万円です。想定される人数は少ないものの、子どもが陰性であるとはいえ偽陰性の可能性もある中で感染予防ができない子どもの保育をするシッターさんについてはリスクも高いため単価が高くなるようです。
手放しで安心してください!とは言えませんが、最後の最後にはどうにかなりますので、ひとり親家庭の保護者の方もちょっとだけご安心ください。
台東区議会議員 本目さよ(ほんめさよ)
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