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あがり症の私がZoom勉強会を開催。あがらないために工夫したこと

あがり症で人前で話すのが大の苦手。

そんな私がZoomで十数人を前に
「個人事業主向け 経理のポイント」
をテーマに勉強会を開催しました。

全体で2時間の長丁場でしたが、
最後までやり抜くことができました。

・あがり症
・Zoomで勉強会主催が初めて

胃が痛くなるような状況に対し、
少しでも緊張せず頭が真っ白にならないよう、
工夫したことをお伝えします。

もし「人前で話すのが苦手・・・」という方に、
少しでも参考になれば嬉しいです。




1. 開催日までに準備することを逆算して着手

以前、仕事が超忙しい中勉強会の講師をしたとき、
時間がなさすぎて準備はおろそか、
頭は真っ白で散々な目にあったことがありました。

そんな経験から、
準備がギリギリにならないよう
開催日までに準備することを逆算します。

開催日まで1か月。
その間に準備することは、

  1. 大まかな勉強会の内容を決める

  2. 告知

  3. レジュメ作り

  4. 話す内容を決める

  5. リハーサル

それぞれいつまでにやるか
日程を逆算しました。

  • 開催3日前には完璧にできるようにしたい

  • それまでにリハーサルは入念にやりたい

  • 話す内容の原稿は開催1週間までには仕上げたい

  • レジュメは開催2週間前までには仕上げたい

おおよそ日程のメドをたて、
詳細は微調整していきます。


2. レジュメは話しやすいように工夫する

レジュメは話しやすいよう、

  • ポイントだけレジュメに書くと、頭が真っ白になったときに何を話すかわからなくなるので、少し長めの文章を書いておく。

  • 説明下手なので言葉での説明をなるべく減らすよう、表を別に作り、見てわかるようにする。


下の「損益計算書」の説明で言えば、

  • 「当年分と前年分の数字を比較して、増減があればチェックしてみよう」が言いたいことなので、間違わないようレジュメに文章化。

  • 「前期比較」の表は言葉だけでは伝えにくいので、表にして可視化し、見方のコツを伝える。


なるべく原稿に頼らず
自分が負担なく伝えられる方法を、
頭の中で何度もシミュレーションしました。

(もう少し図が欲しかったというお声もありましたけどね。。)




3. 話しながら原稿を書く

原稿に頼ってしまうと、
どうしても「読んでいる」感が出てしまいます。

そのため、レジュメだけでは
どうしてもうまく話せない部分のみ
原稿を作りました。

なるべく不自然にならないよう、
話しながら「話し言葉」で原稿を書きます。

レジュメと原稿は、
最初は長さを気にせず、
思いつくことを広げるだけ広げて作ります。


4. 時間をはかってリハーサル

レジュメと原稿ができたら、
いよいよ実際に話してリハーサルです。

私がひとりリハーサルで難しく感じたは、

  • ひとりでも小っ恥ずかしい

  • 長時間話すと声がかすれ、咳き込む

  • 話す長さの調整

の3つです。


小っ恥ずかしさとの戦い

あがり症で話すのが苦手な人は、
ひとりリハーサルであっても、
大勢に向けて話すのを想定して
声を出すのが小っ恥ずかしいかもしれません。

私も最初、ひとりリハーサルなのに
「時間になりましたので、勉強会をはじめます」
を言うのが何だか恥ずかしくてね・・・

まあ、何度かやるうちに慣れます。


声のかすれ

長時間話すことに慣れていないと、
声がかすれます。
咳き込みます。

こちらも慣れです。
何度か練習するうちに、かすれないようになります。


話の長さ調整

最初、思いつくことを広げるだけ広げて作った
レジュメと原稿をもとに時間を測って話してみます。

恐らく最初から時間通りには話せないので、
話を伸ばすor削ります。

こちらも何度か回数を重ねると
「この分量ならこのくらい時間がかかる」
という感覚がつかめるようです。


5. Zoomを使ってセルフ練習

話の長さが調整できたら、
今度はZoomを使って
ひとりミーティングで録画してみました。

大きな声で話しているつもりでも、
録画を見ると

  • 声がかなり聞き取りにくい

  • 口の動きが小さい

  • 顔が真顔すぎて怖い

など、いろいろ気づくことがあります。
録画して自分が話す姿を客観的に見ることはおすすめです。

また、同業者のYouTubeを見て、
話がうまい人の話し方、表情、しぐさを
研究しました。


6. 原稿を見る高さの工夫

せっかく作った原稿、
手元にないと不安なので
本番でも見られるようにします(カンペ)。

カンペを机に直置きすると、
目線が下に行き過ぎて、
いかにも「読んでいる」感が出ます。

そこでパソコンの前に台を置き、
その上にカンペを入れたiPadを置きました。

台の高さは
ZoomにiPadが映らない
ギリギリのラインに調整。

こうすることで、
目線をなるべく落とさず
カンペを見ることができます。


台はSLAM DUNK6冊分です


まとめ

あがり症が人前で話すには、
事前の準備がすごーーーーく大事です!

本番を想定した
リハーサルをしましょう。

何か操作が必要であれば、
抜かりなくできるか
事前にシミュレーションします。

想定してなかった「抜け」が
たくさん見つかります。

「抜け」を事前に潰しておくことで、
なるべく安心して
本番に臨めるようにしましょう。


★編集後記
毎日オリンピックを見て寝不足です。
特にBMXの迫力に大興奮!!






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