一度フリーランスになったら、またサラリーマンに戻る選択肢はないと思う件
私はよく、ひとりで登山に行きます。
しかし「最近はよくクマが出る」「もっと上達したい」「山友達ができたらいいな」などの理由で、先日、登山サークルのお試し登山に参加しました。
ですが、ひとりでマイペースに登るのに慣れてしまうと、他の人に合わせて登るのは難しく、サークルへの本登録は見送りました。
「ダメだったらサラリーマンに戻ればいいや」と考えてフリーランスになる人は多いと思います。
私もそうでした。
そう考えれば気がラクです。
でも、いったんフリーランスになると、サラリーマン時代には何とか耐えていた「周りと合わせる」ことへの耐性がなくなります。
例えば、こんな「我慢」に耐えられなくなるでしょう。
毎日決まった時間に出社する
満員電車
上司の言うことに逆らえない
嫌なお客さんにペコペコする
めんどくさいお付き合い
仕事のやり方の押し付け
残業
ムダでしかない会議 などなど
フリーランスになれば収入の安定はなくなりますが、それと引き換えに上記のような「我慢」は減ります。
サラリーマンを辞めてフリーランスになった人は、そもそも上記の「我慢」への耐性が低いと思うんですよね。
だから一度フリーランスになったら最後、サラリーマンに戻るという選択肢はほぼなくなると思います。
ピンチの時でも「サラリーマンに戻らないためにはどうしたらいいか」という考え方になるのではないかと。
私の知る限り「サラリーマンを辞めなければよかった」と後悔している人は聞いたことがありません。
「やっぱり人と一緒に登山って合わないなー」と、山を下りながら何となく上のようなことを考えていました。