売上の入金先は増やしすぎない

2024年7月10日 16:46

売上の決済方法は、
・現金
・銀行振込
・クレジット入金
・Pay払い
など、今や多岐にわたります。

お客さまからすれば、決済方法の種類が多いと
便利で助かるでしょう。

しかし売上を管理するフリーランス側は、
決済方法を増やしすぎると管理が大変になります。

売上の入金先を増やさない

先日、フリーランスの方から、
「入金が、現金と複数の銀行にあるので管理が大変」
「さらにPayPayも導入してほしいと言われて・・・」
という話を聞きました。

入金先が増えてしまうと、
誰の、いつ分の売上が入っているのか、
または入るはずの入金がまだ入っていないのか、
把握が難しくなります。

経理の手間も増えます。

入金の決済方法は、
2つくらいに抑えたほうがいいでしょう。

「複数の銀行」はなるべく数を減らすのがおすすめです。
さらにネットバンキングにすれば、
通帳記入のためにわざわざ銀行へ足を運ぶ必要がなくなります。

個人の場合、
既存の口座を無料でネットバンキングにすることができます。

クラウド会計ソフトを使って
ネットバンキングと紐づけ、
自動で仕訳を取り込めるようにすれば、
経理がラクになるでしょう。

経費も同じく
・口座引落
・クレジット払い
・現金、Pay払い、交通系IC
などがあります。

ビジネスの経費が2つ以上の口座から落ちるのであれば、
1つに集約したほうが管理がしやすくなります。

口座引落以外の経費は
レシートを受け取ることが多いと思いますが、

最近はお財布を持たない人も多いので、
レシートをカバンに突っ込んだままにしていませんか？

レシートはもらったその日のうちに
どこか1箇所にまとめ
パソコンを開いたタイミングでExcelにでもメモし、

月に1回、そのExcelを会計ソフトにインポートしてしまえば
経理を溜め込むことがなくなります。

決済手段はなるべく増やさず
お金の流れをシンプルにしましょう。

お金の管理がしやすくなり、
経理もラクになります。

★編集後記
私は空手を習っており、
先日昇級審査がありました。

半年に一度、
ピリピリと張り詰めた空気の中
日頃の鍛錬の成果を発表する

非日常の緊張感が
ちょっと楽しくもあります。