日本全国~菓子むすび~<青森編>
その可愛らしいルックスと明るいキャラクターで今やすっかりお茶の間の人気者となった、タレントの王林さん。青森訛りの方言で元気に話す姿が印象的で、今春にはドラマデビューを果たし、来月にはソロ歌手デビューも。これまで、テレビ番組でも歌声を披露しており、確かな歌唱力の持ち主として知られています。そんな彼女の夢はテレビ番組で度々公言している『青森県知事』になることなのだとか(青森愛に溢れた彼女なら向いているかも)
そんな青森県の郷土菓子のひとつが『がっぱらもち』と呼ばれるお菓子。青森県の家庭で西部に位置する”津軽地方”に伝わるこの「がっぱらもち」はその昔、家庭でアイロンがけをする時にパリッとさせるために米を水に浸してからすりつぶし、のり状にした『米糊』を使っていたとのことです。その時にうまくすりつぶせずに米のかすが残ってしまうこともあったのだとか。
これは「糊かす」とも呼ばれ、この糊かすを無駄にしないようにと作られたのが『がっぱらもち』。(SDGSが叫ばれる遥か前からあった生活の知恵)
米粒(糊かす)に黒砂糖をまぜて生地にし、フライパンで香ばしく焼いた昔ながらの素朴なおやつ。かつては「おばあちゃんが家で作るおやつ」として各家庭で作られていました。作り方が簡単なため地元ではスーパーでも販売されており、幅広い層に人気の郷土菓子として知られています。商品の中にはゴマを入れた商品もあり「香ばしさがクセになる」と評判のようです。
『菓子工房ポコアポコ』で販売しているお菓子の中にも”黒糖”や”ごま”を使った商品があります。どちらも定番の人気商品として評判のおやつです。
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