お菓子の一歩シリーズ・ラスク編
かつては、日本人といえば米が主食というイメージが強く、朝食には多くの人がお米を食べていたと思います。しかし、食の欧米化・多国籍化が進んだ現在では「パン」を食べるという人も増えてきましたね。日本でも近年は2008年頃の「塩パン」ブームに始まり、2015年頃には「生食パン」が全国で大ブームとなりました。(※今でもマリトッツォって人気あるのだろうか)
そんな数周年周期でブームが来るパン業界ですが、最近のヒットキーワードとして「健康・ヘルシー」というのがあります。例えば、低糖質やグルテンフリーを謳った商品などです。また、小麦の価格高騰が続くことから米粉パンも急増中。ところで、余った食パンの耳で作ることもあるラスクって、一体誰が始めたのでしょうか。(あのガジガジとした食感が好きなのです)
調べてみると、ラスクの発祥はドイツとのこと。ドイツでは2度焼くことで、パンに含まれる水分を4%に減らしているのだとか。その昔、軍隊の保存食として作られ重宝されていたのだそう。ドイツでは胃腸の調子が悪いときに食べられている消化のよい食べ物として定着し、現在は日本の保育園のおやつにも出されています。アゴの発達や、歯の健康のために食べるそう。
ラスクといえば『菓子工房ポコアポコ』の看板商品『プチバウム』を使用した『バウムラスク』を販売しています。しっかりと焼き上げることで「直火焼バウム」のおいしさをより強く、味わっていただけると思います。コーヒーやミルクなどお好きな飲み物に浸しながら食べるのもオススメですよ。