偉人の好物/モーツァルト編
日本でも多くの人に親しまれている「焼肉」。その焼肉をリーズナブルな価格で提供する”格安焼肉店”も増えてきました。焼肉店業界は、コロナ禍の外出制限でニーズが高まった外食への「プレミア感」に加えて「ひとり焼肉」など新しい店舗形態もヒット。そんな外食産業の勝ち組ともされる「焼肉店」の倒産が急増しているという。一体、何が起きているのでしょうか。
コロナ禍でも、テーブルごとに吸気ダクトが備えられた店内設備が「換気がいい=三密回避」のイメージが定着。しかし、店内オペレーションが比較的簡単なため、居酒屋やラーメン店などの異業種参入が急増。加えて、相次ぐ物価高騰による消費者の外食離れ。そして牛肉の価格高騰というのが原因とされています。焼肉店では必ずタンから注文する私もショックな話題…。
”牛タン”と聞いて思い出される偉人が音楽家・モーツアルトです。35年間という短い生涯の間に合計626もの曲を作り、彼の残した名曲は当時大絶賛されただけでなく、今もなお後世に渡って広く人々から愛されていますね。
そんな彼は美食家として知られ、当時高価だったココアやコーヒー、それまでまだ誰も飲んだことのなかった炭酸水などを好んで飲んでいたそうです。
食べ物の中でこよなく愛していたのが「タンシチュー」です。当時は冷蔵庫もなかったため、貴重な食材の牛タンは、塩漬けにし少しずつ保存食として食されてきたそうです。同じく音楽家のショパンから「私の葬儀にはこの曲を使いたい」と言われたというモーツアルトの遺作となった「レクイエム」は未完成のまま遺されています。音楽や芸術は時に完成させるのが難しいという声を耳にします。追求するから完成が遠のくのかも知れませんね。
『菓子工房ポコアポコ』の看板商品<レアバウム>も本場ドイツの伝統製法を厳守し、一層ずつ丁寧に焼き続けています。凹凸があったり、毎日違う表情を見せるバウムクーヘンはお客様に召し上がっていただいて初めて完成となります。ぜひ一度、しっとりなめらかな口当たりをお楽しみください。
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