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日本全国~菓子むすび~<岩手県編>

 10月も折り返しを過ぎ、朝晩の冷え込みがやや厳しくなってきましたね。
厳しい暑さから一変、全国各地で北海道や東北地方を中心に紅葉が見頃を迎えている地域もあります。ある民間気象会社によると、「葉が色付く時期は秋の気温と深く関係しており、気温が低いと色付く時期が早くなり、高いと遅くなる」とのこと。美しい紅葉を見るためには、寒さの我慢が不可欠…。

 寒さと言えば、昨日初冠雪を記録した岩手県も寒さの厳しい地域として知られています。岩手と言えば、今春のWBC優勝にも大きく貢献し、国内外に多くのファンを持つ、プロ野球選手・大谷翔平さんの出身地としても注目を集めており、熱狂的なファンの中には”聖地巡礼”として岩手に訪れる人も多いようです(よく通っていた飲食店、出身校などを行く人が多いらしい…)

 そんな岩手県に伝わる郷土菓子が『がんづき』。小麦粉、砂糖、卵に重曹、酢を加えて蒸して膨らませた”蒸しパン”のようなお菓子。腹持ちが良く、昔から農作業の合間の間食を指す小昼(こびる)の時に食べるおやつとしても食べられています。ゴマやくるみが入っており、食感もおもしろい。
黒砂糖を使う「黒がんづき」、白砂糖を使う「白がんづき」がありますよ。

 白と黒と言えば、『菓子工房ポコアポコ』ロングセラーお菓子のひとつ、「おとうふドーナツ」も<プレーン>と〈黒糖〉の二種類があります。どちらも、ひと口サイズで食べやすいと、人気のお菓子です。さまざまな地域に古くから親しまれる郷土菓子があるように、私たち「菓子工房ポコアポコ」も地域の皆さまに親しまれる菓子店として、生活に寄り添いたいものです。


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