PTA業務の難しさ
好きでPTA広報部を9年間引き受けてきましたが、末の子の卒業に伴い、PTA会員から除外されることになり、引継ぎ書として、備品の保管場所からコピーの仕方まで、細かい作業を全て記した広報部マニュアルを作成しました。
しかし、PTAの引継ぎは想像以上に難しかった!
PTA役員はくじで当たってしまった経歴もバラバラな素人集団です。そして会社の仕事と違い、複雑な業務をこなしても1円も貰えません。子供や学校の為にと頑張ってくれる保護者もいますが、温度差や処理能力の差も大きいです。平等に仕事を振り分けても受け取り方が様々で、感謝されることもあれば、批判されることもあります。そして、意外と今でもアナログ体質な方も多く、LINEでの連絡(ノート機能がわからない方多数)が精一杯。
そして、一番の問題点は、学校のアナログ体制。
コロナでデジタル化が進んだ学校も多い中、我が校では方針を変えません。各種情報の共有や行事の予定管理等はクラウドツールを使えば、発信する側の負担も減ります。毎年、入れ替えのあるPTA。日頃から情報を蓄積し、適宜更新していけば、苦労せずに引継ぎを行うことが出来ます。
しかし、なんと学校側がクラウドツールの利用を認めてくれませんでした。(そもそも学校に口出しされる事ではないはず・・・)
理由としては、全員がわかる方法(紙の事)でというのが主な理由だそうです。そればかりか、印刷屋へのメールでの入稿も禁止されました。こちらも、紙又はデータをUSBに入れて手渡しまたは郵送にしてほしいと。
もう、私のPTA生活は終わったので戦う気にならず、従うことにしました。せっかく、アナログ方式からデジタル化したのに、結局最後は、アナログ方式で引き継ぐという形で私のPTA生活は終わる事になりました。