小学生のAMF(アフターマッチファンクション)
元バレーボール日本代表 益子直美さんが中心となって開催している
[監督が怒ってはいけない大会in葉山]を
ご縁があって見学させていただくことができました。
たくさん学びと気づきがあったとても濃い一日となりました。
その中でも特にAMFが印象に残っています。
AMFアフターマッチファンクションとは
ラグビーの文化で試合後に行われる交流会のことです。
両チームのプレイヤーはもちろん審判や関係者も参加するそうです。
さっきまで戦ったのは敵ではなく仲間
試合が終わればノーサイド
相手(仲間)をリスペクトして健闘を讃えあう。
でもそんなことを小学生ができるのだろうか
負けた直後に相手のいい事を伝えるなんて事
できるのかなぁ…
AMFが始まってみたら
私の心配なんてすぐに吹っ飛んでいきました。
いつもの悪い癖、大人の価値観です。
お互いのいいところ、スゴいところを
かっこよかったところを
しっかりと伝え合っていました。
スポーツは勝利を目指すのが大前提です。
どうしたら勝てるのか？
どうしたら得点することができるのか？
どうしたら相手より早くゴールできるのか？
私は勝つために何をしていたかと考えると
まずは相手の欠点や弱点を探すことから
始めていたと思います。
AMFは真逆の考え方で、
相手(仲間)のスゴい！と思ったところ
マネしたいなというところを見つけて
それを相手に伝える
そうすることで今の自分の現在地を知ることにもなります。
相手(仲間)をリスペクトして
相手(仲間)のスゴいところを認めて
自分には何が足りないのか
どうしたら相手(仲間)を超えることができるのかを考える。
そしてそれができた時勝利が近づく。
たぶん、それがスポーツ
君たち小学生が楽しそうにAMFを
している姿をみていて
スポーツっていいなぁ…
とつくづく思いました。
ありがと！