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フーナーテストとは何だったのか?

フーナーテストを複数回受けても「ゼロ」だった私の話。

平野ノラさんが妊娠とのこと。めでたい。本人の報告の文章も、記事にもとても好感をもった。なかでも激しく頷いたのがこの部分。

”若い夫婦ならともかく、ともに40歳オーバーの同い年で、一緒に暮らし始めて10年。今さらムダ弾を撃つ体力も情熱もないので、万全の準備をしチームとなってお互い叱咤激励しながら妊活に取り組みました。” 

https://news.yahoo.co.jp/articles/76b61082234e7a8fd82eae934ce7a5a26f0113e8?page=2

私は結婚は早かったが、妊娠出産は遅かった。妊娠したいと思ってからは婦人科に相談に行ったが、夫の精子はやや少なめ、自分の方は多嚢胞性卵巣症候群で、排卵がない周期もあると言われ、年齢もありそのまま不妊治療に突入した。

で、その一環で行ったのが「フーナーテスト」(性交後検査)なるものである。病院によって多少違いはあろうが、私の場合は、排卵日近くであることをエコー検査で確認されたのち(仕事をガリガリとやりながら有休やりくりして検査に通うのもキツかった。「うーん、2.3日後にもう1回来てください」と言われたときの絶望感よ)、

「当日の朝に性交をして、午前中に来院してください」

という指示でした。いやびびるよねコレ・・・。それで膣内(子宮頚管粘液)に元気に泳いでいる精子くんは何匹いますか?という試験なわけだが(気になる人は フーナーテスト で検索してください)、この結果が、複数回やって、いずれも

「ゼロ」匹だったんですよ!!!ゼロ、零、0!!結果「不良」!!

アラフォー同士がなんとか頑張ってタイミングを合わせた結果がゼロ。これは悲しい。ちなみに抗精子抗体は陰性であった。

その後、何度も人工授精を試みるが撃沈。体外受精へのステップアップをすすめられたものの、数カ月の順番待ち・・の間になんと妊娠した。数年後、不妊治療無しで二人目を授かった。(どちらの時も、排卵検査薬はセルフで使ってました)

当時、「フーナーテスト」で検索しまくっていたが、フーナーテスト不良だったけど妊娠しました、という慰めになる情報は得られなかったので、どこかの誰かのために記しておく。なお、検査の信頼性は低いとする向きもある、とか、不良となる要因を記した科学的・客観的情報は勿論あったのだが、その時の私は統計でなく仲間が欲しかったのかもしれない。これが”当事者”になるということか、、と今では思ったりする。

しかしすごい検査だよね。

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なお、排卵誘発についてはこちら。





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