「homesickdesign RECRUIT25-26」がスタートしました。このnoteでは、採用募集に合わせて開始したポッドキャストから一部をピックアップしてご紹介します。 ★採用特設ページはこちら→
エピソード1 homesickdesign、デザイナーじゃない人募集! ☆ポッドキャストの再生はこちら→
社名のせいか「デザインをする会社」と思われがちですが、実は「デザインじゃない」こともいろいろやっていて、「デザインでは収まりきらない」会社なんです。果たして、どんな人材を求めているのでしょう。
(文:佐藤 利智子/佐藤作戦会議室 ライター・編集者) (写真:知念侑希/合同会社ホームシックデザイン)
<出演者プロフィール>清水真介/homesickdesign 代表 1982年、岩手県一関市出身。岩手大学教育学部芸術文化課程を卒業後、大学院に在籍中からhomesickdesignを屋号としフリーランス活動をはじめる。東京と三重での暮らしを経て2010年に盛岡へ帰郷し、デザイン事務所を設立。 グラフィックデザイナー、アートディレクターとしての役割を経て、現在はクリエイティブディレクターやプロデューサーとして活動中。ブランディングやコンサルティングの視点から様々なデザインやプロジェクトに関わる。2011年より盛岡情報ビジネス&デザイン専門学校の非常勤講師を務め、多種多様なクリエイターが力を発揮する環境を盛岡に作りたいという強い気持ちが、経営や活動のモチベーションになっている。玉木春香/homesickdesign 副代表 1997年、岩手県盛岡市出身。岩手大学人文社会科学部国際文化課程(現:人間文化課程)を卒業後、旅行代理店の企画営業職からキャリアをスタート。英語のスキルを活かしながら、インバウンド向けの東北プロモーション業務を担当し、2年間を青森県で過ごす。コロナ禍を経て、2021年に帰郷。同年5月、homesickdesign入社し、2024年6月より同社の業務執行社員・副代表に就任。「若者が活躍できる岩手・盛岡」をキーワードに、岩手県のZ世代向けWEBメディア「みんなの想職活動」のプロジェクトマネジメントや、岩手大学地域協創プログラムに携わる。ライフワークとして、盛岡さんさ踊りの団体運営やEnglishサークルを主宰。進行:宮本拓海/フリーランス 編集者・ライター 1994年生まれ。岩手県奥州市出身・在住。2019年4月から企画・執筆・編集を行うフリーランスとして活動。その他、日本仕事百貨ローカルライター、インターネットメディア協会事務局などを務める。将来の夢は、奥田民生のように生きること。
1.homesickdesignって、どんな会社なの?<05:55> homesickdesignの事務所は、盛岡市菜園にある川徳cube-Ⅱの地下1階。東北の作家に焦点を当てた企画展を行うギャラリー「Cyg art gallery」やシェアオフィス「Toast」、盛岡市の関係人口交流拠点などがあり、これらもhomesickdesignが運営しています。一体どんな会社なのか、代表の清水さんと副代表の玉木さんに伺いました。
宮本: こんにちは。司会の宮本です。まず、会社について教えていただけますか?清水: homesickdesignっていう屋号なので、デザインの会社だと思っている人が多いんですが、実はそうじゃなくて。企画や編集、写真、ライティングなど、いろんな能力を持ったメンバーが集まっている「クリエイティブ事務所」なんです。宮本: 具体的にはどんなものをつくっているんですか?清水: ポスターやフライヤーといった制作物とか、施設全体のデザインとか、商品や企業のブランディング、イベント企画なども手がけています。あとは、どうしたらこの商品のよさが伝わるのか、戦略的なプロモーション設計なども行っていますね。玉木: メインは課題解決であって、その方法の一つとしてデザインを使っていると言えばいいでしょうか。有形だけじゃなくて、無形の頭を使って解決するもの。形として残らないけど、そのプロセスがなかったら成立できない、目に見えないクリエイティブを提案する仕事も増えているので、そういう意味で「人」が重要な役割を担っていると思っています。
写真右:代表 清水真介、写真左:副代表 玉木春香 2.採用したいのは、デザイナーに限らず幅広い職種<13:15> 「デザインなんて自分には関係ないと思っている人にこそ、僕らが必要としているスキルがあるのでは?」と、清水さん。いろんな業界で働いている人に広く出会いたいといいます。
清水: うちの募集はちょっと面白くて、「あなたのスキルで、あなたが望む働き方ができますから、提案してください」っていうやり方なんです。ある社員は元々フォトグラファーなんですけど、今はプロジェクトマネージャーとしても働いていて、将来的にはクリエイティブディレクターを目指しています。つまり、個々のキャリアプランに沿う形で柔軟な働き方ができるんです。宮本: どんな職種を求めているんですか?清水: 今回の採用では、デザイナーに限らず幅広い職種を募集するんですが、例えば、戦略総務部のスタッフですね。これはただの総務じゃなくて、社員のパフォーマンスを150%発揮させるためにどうするかを考え、新たな価値を生み出す仕事。僕はめっちゃ面白い仕事だと思っているんですよ。玉木: うちは役職の穴を埋める採用ではなく、個々の持っているスキルや特性に合わせて仕事をつくっていくところが強み。総務で入ったから総務しかできないわけじゃなく、その人が持つ強みや性質に応じて、違う職種を薦めることもあるので、可能性を広げていきやすい会社だと思いますね。
3.クリエイティブの価値を高めるために<26:45> なぜ、デザイナー以外の人たちも必要としているんでしょう。その理由には、地域のクリエイティブ力を高めていきたいという想いがありました。
清水: いいデザインができて、こっちの方が売れるのに、そうじゃない決断になってしまうことが多々あって。デザインだけできてもダメなんだなって思ったんですよね。それなら、クリエイティブの価値を高められる会社を作るしかないし、それを理解できる地域にしていけばいいって考えると、デザイン以外のスキルを持ったクリエイターも増やして、難しい課題をクリアしていく必要があるんです。宮本: デザイン以外で課題解決できる人が増えると、多くの困りごとを解決できますね。清水: そういう意味では、コンサルティングができる方も求めています。どんな能力を持ったメンバーが揃うかで、対応できる対象や案件が変わってくるんですよね。新たなメンバーが合流することによって、会社の形がぐにゃっと変わって、想定外の枝葉が伸びていくのも面白い。だから、どんなスキルでもどんな経験でも活かしていけると思いますよ。
4.入社した後ってどうなるの?<50:50> homesickdesignは人材育成もユニーク。「ビオトープ型教育環境」と「タレントマネジメント」を掲げていますが、その中身とは?
宮本: まず、「ビオトープ型教育環境」について教えてください。清水: 通常の会社だと、最初は社内の人と仕事をして覚えていくことが多いですが、うちは新人でも早々にクライアントとの仕事の場に参加してもらいます。地元企業やまちづくりをしている方々とお付き合いすることも多いので、半分は会社、もう半分は外に出ていろんなことを学べる環境が整っていますね。宮本: もう一つの「タレントマネジメント」とはなんでしょう?清水: できるだけ、一人ひとりのスキルを可視化したいと思っていて。どこが秀でていて、どこが苦手なのかを互いに分かっていれば助け合えますし、相乗効果を生みやすいんです。それと、タレント的なクリエイターを増やしたいとも考えています。その人らしいキャラクターでもいいですし、インパクトのある立ち振る舞いでもいい、周りから注目される個性や魅力を磨いていくことが会社の力にもなりますから。宮本: 自分に対する気づきがあったり、自分の長所・短所を認め合えるっていいですね。清水: あなたはここが得意だし、私はこっちが得意かもって感じで、積極的に社内で共有し合うことが多いので、自己理解と自己成長につなげていける環境かなと思います。
最後に ポッドキャストの中では、求める人材や募集職種の詳細、エントリーのスケジュールなどについても話しています。
この記事を読んで、ポッドキャストを聞いて、興味を持った人はぜひ、「homesickdesign RECRUIT 25-26」の事前説明会にエントリーしてみてください。みなさんのご応募をお待ちしています!