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エピソード2🎧「職業・玉木春香。」 盛岡の企業homesickdesignのpodcast

「homesickdesign RECRUIT25-26」がスタートしました。このnoteでは、採用募集に合わせて開始したポッドキャストから一部をピックアップしてご紹介します。★採用特設ページはこちら→


エピソード2は、「職業・玉木春香。」
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みなさんは、「プロジェクトマネージャー」という職業を知っていますか?あまり聞き慣れない職業かもしれませんが、今回紹介するのがこの役職を担う、homesickdesignの玉木さん。そのマルチな働きぶりにみんなから一目置かれている彼女に、仕事のあれこれを聞いてみました。

(文:佐藤 利智子/佐藤作戦会議室 ライター・編集者)
(写真:知念侑希/合同会社ホームシックデザイン)

<出演者プロフィール>
玉木春香/homesickdesign 副代表
1997年、岩手県盛岡市出身。岩手大学人文社会科学部国際文化課程(現:人間文化課程)を卒業後、旅行代理店の企画営業職からキャリアをスタート。英語のスキルを活かしながら、インバウンド向けの東北プロモーション業務を担当し、2年間を青森県で過ごす。コロナ禍を経て、2021年に帰郷。同年5月、homesickdesign入社し、2024年6月より同社の業務執行社員・副代表に就任。「若者が活躍できる岩手・盛岡」をキーワードに、岩手県のZ世代向けWEBメディア「みんなの想職活動」のプロジェクトマネジメントや、岩手大学地域協創プログラムに携わる。ライフワークとして、盛岡さんさ踊りの団体運営やEnglishサークルを主宰。

進行:宮本拓海/フリーランス 編集者・ライター
1994年生まれ。岩手県奥州市出身・在住。2019年4月から企画・執筆・編集を行うフリーランスとして活動。その他、日本仕事百貨ローカルライター、インターネットメディア協会事務局などを務める。将来の夢は、奥田民生のように生きること。

1.プロジェクトマネージャーの玉木さん。普段どんな仕事をしているの?<2:07>

homesickdesignでは、デザイナーやクリエイティブディレクター、編集などさまざまな職種の人が働いていますが、玉木さんの肩書きは「プロジェクトマネージャー」。一体、どんな役割を果たしているのでしょうか。

宮本:まず、玉木さんの仕事内容について教えていただけますか?

玉木:うちの場合、予算が大きくて多くの人が関わるものや、スタートから納品まで1年以上かかる長期的なものまでさまざまな仕事があるんですが、そうしたプロジェクトをマネジメントするのが私の役割です。具体的には、クライアントの要望や課題をお聞きして、制作物ごとのスタッフィングやスケジュール管理、予算管理などを行いながら、プロジェクトを進行していきます。納期を守ることはもちろんですが、そのプロセスでもクライアントやスタッフとコミュニケーションを取り、順調に進むように調整するのも大事な役割のひとつです。


2.homesickdesignに入社したきっかけは? <5:54> 

続いて話は、玉木さんが入社したきっかけへ。そもそも入社する前は「プロジェクトマネージャーを目指していたわけではない」と言います。

玉木:新卒で旅行代理店に入社して青森で働いていたんですが、コロナ禍で思うように仕事ができなかったんです。そんな時によく見ていたのが、盛岡市が運営している『盛岡という星で』というコンテンツ。これを制作しているhomesickdesignが採用を行っていると聞いて、応募したのがきっかけです。

宮本:どうして「プロジェクトマネージャー」だったんでしょう?

玉木:デザイナーは無理でも、プロジェクトマネージャーなら自分の特性やスキルを活かせるのかなと思ったんです。正直、当時はどんな仕事なのか具体的なところまではわからなかったんですが、盛岡に貢献できる仕事にチャレンジしたいと思って飛び込みました。

宮本:当時、指導してくれる先輩はいなかったそうですが、どうやって仕事を覚えたんですか?

玉木:旅行代理店の仕事って計画を立てることがメインで、事前準備が仕事の8割を占めるんです。旅行とデザインは違う分野ですが、仕事を進めていく上で使うスキルは一緒で、前職で習得したことをデザインの流れに置き換えて覚えていきました。専門的なことは新たに学びつつ、実際に仕事をしながら身につけていった感じですね。


3.具体的なプロジェクトを教えて! <13:06>


仕事の内容が具体的にイメージできるように、玉木さんが担当したプロジェクトについて聞いてみると、2つのプロジェクトをあげてくれました。

(1)みんなの想職活動

岩手県が運営している、高校生・大学生向けの就職活動を応援するWEBメディアの企画・制作をhomesickdesignが担当。ライター、デザイナー、WEBデザイナーなど多くの人を束ねながら、進めていくプロジェクトで、2人のプロジェクトマネージャーがマネジメントを担当。玉木さんは、予算管理や進行管理を行うとともに、岩手県の要望に対して効果的な提案を考えるなど、プロジェクト全体の舵取り役を担っています。

(2)ナチュラルミネラルウォーター「仙人秘水」

釜石鉱山株式会社が手がけるミネラルウォーターのパッケージリニューアルと、それに伴うツール類の制作をhomesickdesignが担当。玉木さんはクライアントの要望や課題を聞いて、デザインの方向性決めやツール類の企画・提案などにも関わり、プロジェクトを進行しました。

4.プロジェクトマネージャーとして意識していることは? <19:06>

関わる人をつなぎ、調整役として仕事を回していくプロジェクトマネージャー。玉木さんはどんなことを大切にしているのでしょう?

宮本:仕事をする上で、意識していることを教えてください。

玉木:学生時代から宿題を期限内に必ず出すとか、与えられたことをきちんとこなすことを重視してきたんです。でも最近は、クライアントから提示された締め切りにただ従うのではなく、それは本当に意味のある締め切りなのかを考えて、時間を延ばすことでアウトプットのクオリティーが上がると判断した場合は、締め切りの設定自体を提案するようになりました。

宮本:クライアントへの対応に変化が生まれてきたんですね。

玉木:制作サイドの都合ばかりを主張するのではなく、クライアントにどういうメリットがあるのかを説明して、お互いに納得し合いながら仕事を進めていく。さらに一歩踏み込んだ対応を意識することで、単なる「調整役」から卒業できた気がします。

宮本:特に大事にしていることはありますか?

玉木:プロジェクトには多くの人が関わるので、チームプレイが大事なんです。その中で私の役割は、みんなが力を発揮できる環境を整えること。そのためには自分の領域に線を引かず、いろんなことにコミットしていきたいし、プロジェクトの根底にある「課題解決」を常に意識して仕事をしたいと思っています。

5.玉木さんの1日の働き方は? <34:00>


多くのプロジェクトを同時進行で抱えている玉木さん。普段はどんな働き方をしているのか聞いてみました。

玉木:homesickdesignは出社時間も退社時間も自由な会社なので、私もその日のスケジュールによってバラバラです。大小合わせると20〜30くらいのプロジェクトを同時に抱えているので、打ち合わせのない日はメールやslackでやり取りするだけで1日が終わっちゃうことも。自分にボールがある状態がすごく嫌なので、常に誰かにパスを返し続けている感じです。夜遅くまでやっているように思われがちですが、私の場合明日できることは明日やる主義なので、早く上がれる日は割り切って帰っていますよ。


最後に

ポッドキャストの中では、「プロジェクトマネージャーとしての知識やスキルの身につけ方」や「どんな人が向いているか」などについても話をしています。

この記事を読んで、ポッドキャストを聞いて、興味を持った人はぜひ、「homesickdesign RECRUIT 25-26」の事前説明会にエントリーしてみてください。みなさんのご応募をお待ちしています!