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枇杷 びわ

●葉
咳をしずめる
痰をのぞく
胃を丈夫にする
ガン等の抑制効果
下痢止め

びわの葉エキスは、虫刺されなどに。

エキスを使った湿布は
ビワの葉に含まれるアミグダリンには血液浄化、解毒作用、デトックス効果が。タンニン。
・葉を薬用として使う際は、果実用の栽培品種より、庭木として植えられる原種に近いものが効果が大きい。
・葉の採取は一年中問わず、新葉、肉厚の古い葉どちらでも良い。9月の葉はエネルギー強い。
葉の裏に細かい毛がついているため、よく洗い、たわし等で毛を落とし、数日天日で乾かす。よく乾くとパリパリ細かく砕ける。

*びわの葉温灸

*ビワ酒
30枚ほどの葉をたわしなどで水洗いし1cmほどに刻み35度の焼酎に漬け冷暗所保存。打ち身や捻挫、虫刺されの際に、用途により薄めて冷湿布をする。
(私はビワの種も入れます)

●実
ビタミンAが多く含まれ、夏風邪をひかない。
小児の熱冷ましにもよい。
疲労回復


●枇杷(ビワ)の抗がん作用について
ビワには アミグダリン(ビタミンB17)、ポリフェノール、β-カロテン、サポニン などが含まれており、がん細胞の増殖抑制、抗酸化作用、免疫力向上 による抗がん作用が期待されています。

⬛︎アミグダリン(ビタミンB17)の抗がん作用
ビワの種や葉には アミグダリン(ビタミンB17) という成分が含まれており、これががん細胞に対する効果があると考えられています。
① がん細胞の増殖抑制
•アミグダリンは体内で分解されるとシアン化水素(微量のシアン)を発生 し、がん細胞の増殖を抑える可能性がある。
•正常な細胞には影響を与えず、がん細胞に選択的に作用する という説があるが、臨床的な証拠は十分ではない。
② 免疫細胞の活性化
•一部の研究では、アミグダリンがマクロファージやナチュラルキラー(NK)細胞を活性化 し、がん細胞を攻撃する可能性があるとされている。

⬛︎ポリフェノールの抗がん作用
ビワの果実や葉には クロロゲン酸、フラボノイド、タンニン などの ポリフェノール が豊富に含まれています。
① 抗酸化作用によるがん予防
•活性酸素を除去し、DNAの損傷を防ぐ ことで、がんの発生リスクを下げます。
・慢性炎症を抑制し、がん細胞の成長を防ぐ 可能性があります。

⬛︎β-カロテンの抗がん作用
ビワの果実には β-カロテン が多く含まれており、特に肺がん予防 に役立つとされています。
① 活性酸素の除去
•β-カロテンは強力な抗酸化作用を持ち、細胞の酸化ストレスを軽減 することで、がんの発生を抑制。
② 免疫力向上
•体内で ビタミンAに変換され、粘膜を強化 することで、ウイルスや発がん物質の侵入を防ぎます。

⬛︎サポニンの抗がん作用
ビワの葉には サポニン という成分が含まれており、がん細胞のアポトーシス(自然死)を促す作用が期待されています。
① がん細胞の増殖抑制
•がん細胞の細胞膜を破壊し、増殖を抑える 可能性がある。
② 血流改善とデトックス効果
•血液をサラサラにし、老廃物を排出 することで、がんのリスクを低減。


※摂取の注意
アミグダリンは過剰摂取すると シアン中毒のリスク があるため、ビワの種を大量に食べるのは危険です。厚生労働省では、アミグダリンは中毒症状を引き起こす恐れがあるとしています。 「アミグダリン」は天然の有害物質の「シアン化合物」の一種で、体内で分解されると青酸ができ、大量に摂取すると頭痛やめまい、おう吐などの症状を引き起こすおそれがあります。

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