自由研究「エアコンのカビはデザインの問題では?」
大阪で活動している理学療法士・トレーナーのいしやまです
高齢者のウェルネス改善に役立ちそうなことをジャンルにこだわらず片っ端からやっています^_^
今回のネタはエアコンのカビ問題、特に家庭用について
(業務用はだいたい年中ずっと回しっぱなしなので話が違うのです)
高齢者のお宅のエアコンは、だいたいが掃除されてなくてカビが発生しています
フィルターのお掃除も
「やろうと思って椅子に乗って椅子から落ちた」
というような事故も誘発するので、清潔が気になるお年寄りにとってはとっても気になる存在
中まで覗くことはあまり無いようです(だって吹き出し口が閉まってるから)
そんな「お掃除しにくい・だからカビが発生するけどカビの掃除もできない」という不満解消に、最近のエアコンは『自動お掃除機能付き』ですが、このお掃除機能はエアコン清掃管理関係者からは大酷評ですがご存知でしょうか?
別に家電メーカーやお掃除会社とはなんの利害関係もありません安心して読んでください^_^前職で冷却ユニットには親近感があり、詳しいんです(笑)
見てみるに「隅々まで掃除できてるわけじゃない」というお掃除機構の構造上の問題で、隅っこにホコリの塊が発生してる事例が、お掃除業者さんから指摘されています
取れなくてエライ作業になるらしいです>_<
それにつけても、まず、ほこりはカビの原因じゃないことをお伝えしたい!!
ホコリがつくと冷却効率が下がるのでお掃除するにこしたことはないのですが、それは以前からあるフィルターを外して水洗いするだけで十分
手前のフィルターがあれば奥にホコリが詰まることはありません(フィルターがホコリで詰まってたら、奥にも溜まる可能性があります)
じゃ、カビの原因はなんなんや??と言うと「風通しが悪いから」
本体が→運転を止めると通風口を閉じて→露がついた熱交換器とその周りの空気を閉じ込めちゃうから→湿潤環境が長くて→カビが発生
ちなみに暖房の季節はカビが出にくいです
冷房を止めた後、ただの「送風」にして空気が流れていればカビは発生しません
エアコン内部が乾くから!
だから最近はエアコンを切った後、しばらく送風運転をする機種もあります
(短すぎるけどね!)
だったら扇風機の代わりに風で使えばいいじゃん!と思ったアナタ!
基本的にみんなエアコンの風が直接当たるのは嫌なんです
(当たったままだと熱中症と体温調整異常になるから注意です)
特に高齢者は
①エアコンついてる=電気代が高い
②エアコンの風、うるさい
③エアコンの風、強すぎか弱すぎで調整できない
という話になります
そして「調整したらいいやん」というアナタ!
リモコンの表示が見にくいんです!そしてややこしいんです!
そもそも、頭や顔を冷やしたいわけじゃない、からだを冷やしたいのに、吹き出し位置がご希望に沿ってないのが「エアコンの風、気持ち悪い」の原因だと思います・・・
ま、そこは仕方ないので
ともかく、喘息やアレルギーも素になるカビを、今のエアコン室内機でいかに生えさせないかを、研究してみることにしました
前説が長かった!!
で、解決策としてチャレンジするのは
『通風口と前カバーを開放しておく、上部の空気取り入れ部はふさぐ』
前カバーは汚れがわかるので一石二鳥
たぶんメーカーさんは「吸気の気流が・・・」とおっしゃると思いますが、そもそもお掃除されてないフィルターのご家庭のことを考えると、めちゃめちゃ吸気量改善です(笑)
一番有効だろうと思う『通風口を開放』は、エアコンを止めてからカバーを人力で開けるという原始的な方法
ほんとは常時軽く送風する送風機をつけたいところですが、改造が多くなると一般家庭でできないので、まずは開けるだけで!
コロナで在宅率が高くなってエアコン使用日数が飛躍的に伸びているので、今年これでカビが生えなければ、おもしろい^_^
スタート環境設定は、個人的に中は拭き掃除をしてそこそこキレイにして、そしてどうなるかわかりませんが「リセッシュ除菌EX」をまんべんなくスプレーして乾かしてあります
経過報告をお楽しみに!
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