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あなたの免疫力はどんな免疫力ですか?

あなたの免疫力はどんな免疫力ですか?

生まれ持った身体


私がホメオパシーに出逢って目から鱗が落ちるような思いだったのは、人間は生まれながら平等な同じ健康状態の身体を持っていないという考え方でした。

なぜなら私は人よりもエネルギーが足りなくて、どうすれば元気な人と同じレベルに達することができるのか、そもそもなぜ私はエネルギーが少ないのかとずっと悩んでいたからでした。

ホメオパシーのことを知っていくうちに、
診察の通訳を通して多くの方のお話を伺ううちに、

人は生まれながらに同じ健康状態ではない、それぞれ強いところ、弱いところ、体質がある、ということを理解していきました。

そして、とても納得がいきました。どうして私はみんなが同じになれると考えていたんだろう?と思うほどでした!

もちろん、適切な運動や適切な治療で元気になることはできます!

私には私の生まれ持った身体の健康のレベルがあるんだ!
生まれ持った身体がとても健康でエネルギーにあふれていて、毎日朝から晩まで働いて運動をしても疲れないような人と同じようになる事を目指さなくていいんだ!
私は私の健康をしっかりと発揮できるようになればいいんだ、と思うと、肩の力が抜けて焦らなくてもいいという気持ちになります。

自分を知ろう!


みんなそれぞれ違う体質を持っています。

それぞれ強いところ、弱いところがあります。

生まれつき胃腸が弱い人もいれば、強い人もいます。

すぐにインフルエンザに罹る人もいれば、全く罹らない人もいます。

放射能に強い人もいれば、弱い人もいます。

電磁波に強い人、弱い人。湿気に強い人、弱い人。カビに強い人、弱い人。

様々にあります。

電磁波過敏症や化学物質過敏症にまでなれば、自分がそういった弱さを持っていることを強く意識して避けざるを得なくなります。

しかし、そこまで酷くない場合には、どの程度なのかというのはなかなかわからないと思いますから、注意深い目を自分に向けることが大切と感じています。

なんとなく気持ちが良くない、なんとなくこういう時には体調を崩す気がする、咳がでる、味が変だと感じる、など、そういった感覚があるものが自分の弱い部分なのかと思います。

被ばく量はできるだけ低く


私は被爆三世です。

ほぼ全員が即死だった爆心地のなかでも生き残った方がいらっしゃいます。

原爆投下時にはその場におらず、そのあとに救援で来られて亡くなった方も多くいらっしゃいます。

被爆してから数年して年若くして亡くなった方もいれば、90歳過ぎまで生きておられた方もいます。

被ばく量がどの程度なら安全かなんて人それぞれなのだから、できうる限り低いに越したことはないと、長年被爆者の医療にあたってこられたお医者さまがおっしゃっていました。

放射能に関しては、自分の持っている肉体が放射能に強いか弱いかどうしてわかるでしょうか。それがわかるのは被爆してからではないでしょうか。

そして、もし弱かった場合には被爆してからでは遅いので、ぜひできうる限り被爆から遠ざかってほしいと願っています。

もしかすると、日常的に被爆することなんてないと感じるかもしれません。

レントゲンやマンモグラフィー、CTなどは放射線を利用しています。
最も必要な時に必要最低限にするのが最も健康に良いのではないかと考えています。

ホメオパシー以外でも!


漢方でも、アーユルヴェーダでも、私たちには生まれ持った体質があること、その体質がどのようなものなのかによってどのようなものが必要なのかに違いが生まれてくることを伝えてくださっています。

アーユルヴェーダなら、土、火、水、風といった四つの要素の分けられるようです。

漢方でも気、血、精、津液(しんえき)から身体は成り立っていて、どれが不足しているのかといったことを中心に体質をみていくようです。

どれにも共通する考え方があるように感じて、人間が長い歳月をかけて病気と向き合ってきた真理のようなものがあるのではないか、と感じています。

それぞれが生まれ持った体質を持っている事、同じではないこと、それぞれに合ったやり方が必要なことを伝えている気がします。

体質それぞれに合うものがきっといちばんです。


例えば、私は「風」にとても弱いです。
風に吹かれると体力を奪われてしまいます。
隙間風やそよ風に吹かれる中でうとうとしようものなら必ず風邪をひいてしまいます。

一方で、風に吹かれながら心地よくぐっすり眠れる、風通しが常によくないと息苦しい、風に吹かれていると自由を感じて元気が出る、という人もおられることでしょう。

きっとどちらの体質にも、同じ!と感じる方がいらっしゃるのではないでしょうか!

私は具合が悪い時には、窓を開けた部屋で寝ることはできません。
もっと悪化すると自分でわかっています。
換気する(私が不在の時に限ります)にしても、眠る時には窓は閉めていたいです。
暖房はつけずに、温かい飲み物を飲んでふかふかのお布団にもぐってたっぷり眠れば、だいぶ元気が出るはずです。

風が大好きな人には、窓を開けた新鮮な空気の部屋で休んでもらうのがよさそうです。
きっと厚い布団はいりません。飲み物も温かいものは嫌がるかもしれません。汗をかいたら着替えてもらいましょう。

アーユルヴェーダでも、漢方でも、もちろんホメオパシーでも、この二つの回答であれば、それぞれに合ったものが処方されるでしょう!

こころを大切にすること


ホメオパシーの診察の通訳をすることを通して感じてきたのは、何よりも大切なのはこころだということです。

何か困った症状がある時にはどうして、私は「今」この症状を抱えているのだろう?と、ぜひ自分の身体に問いかけてみてください。

きっと、何かしら思い浮かぶことがあると思います。

そのことに対して自分を大切に、自分に優しく、ケアすることが大切に感じています。

自分の免疫力がどんな感受性を持った免疫力なのか、どんな強さと弱さを持っているか知ることで、きっとできることが増えると思います!

ぜひ、自分に注意深い目を向けてみてくださいね。

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