わたしのホメオパシー体験
はじめてのホメオパシー
はじめて診察を受けたとき、私はホメオパシーがなんなのか全く知りませんでした。
勧められて、診察を受けました。
私は長年、身体が弱くすぐに微熱が出て、寝込んでしまうことが多く、そのためにセーブして自分に合った働き方をしていました。
その当時、私は医療事務、中でも医療秘書としてパートタイムで働いていました。
その中でS先生の診察を受けました。
いつからその症状があるのか?どんなことで悩んでいるのか。
どんな経験が人生のなかであったのか?
どんな時に悪化して、どんな時に楽に感じるのか。
そういったことは、それまで行ったどの病院で話しても、関係ない必要ないと言われていた事でした。
様々なお話をしたのを覚えています。
真剣に聞いてくださったのも忘れられません。
そして、S先生からあなたのレメディはこのレメディですよ、と小さな小瓶を2つ渡されました。
レメディってなに?という状態でしたが、ひとまず2か月飲んでみることにしました。
レメディを飲む、と言っても、舌の下、舌下で溶かすようにして摂取します。
お砂糖粒の周りに成分が吹き付けてあるので、甘いです。
まるで飴みたい!と不思議な気持ちがしました。
次回、S先生が来日されるのは2か月後の2012年1月ときいて、またその時にお会いしましょうとお別れしました。
その2か月の間に。
職場である日突然、出勤をこれまでの半分にしてくれと言われました。
ただでさえ週3日のパート。それを半分にされるとさすがに困ります。
「あ、それなら辞めます」
その場で辞めることを決意しました。
不思議と不安はありませんでした。
ずっと辞めようかどうしようか、私がいないと仕事が回らないな、辞められないな、でも…と考えていたのが、なんの未練もなく決められていました。
そして、退職が決まりました。
辞める日が近づいている、ある日。
さて、これからどうしよう、と思っているところに、不思議な話が舞い込んできました。
S先生が全国を回るのに、ついて回れる通訳がいない。
良かったら専属の通訳になってくれないか、という打診でした。
通訳をしたこともなく、訓練したこともない。日常会話には困らないけど。。
さらにホメオパシーが何かもよくわかっていない。
そんな私が通訳できる…?
できるかどうかわからないけど、ひとまずやってみます、となぜだか答えていました。
これまでの自分ならどうなるともわからない新しいことに飛び込むことは勇気のいることでした。
こうして、私とS先生のホメオパシーの旅が始まったのでした。
2012年1月のことでした。
ちなみに私に出たレメディがどんなレメディだったかというと、
優柔不断に効くレメディだったんですよ。
S先生は本当に素敵な優しい先生でした。
いつもニコニコ笑顔。患者さんのお話を真剣に聞いていました。
そんなS先生について、次回はお話したいと思います。
火曜日と金曜日の午前中にUPします!