読書通帳

１　はじめに

　読書推進活動の一つとして，読書貯金通帳を使っている学校もあります。

　読書とは，強制されたり課題として読むのは本来の役割や目的とは外れています。朝読書の推進も，

みんなで読む

好きなものを読む

ただ読むだけ

という考えのもと広がっていき，読んで感じたことを書かせる課題を出すということなどは一切ありません。しかし，発達段階によっては課題として読ませることで人生に良い影響を与えるという見方もできます。一年間に一冊も本を読まない子どもはざらにいますからね。

２　読書貯金通帳の使い方

　そこで，読書貯金通帳が活躍します。読んだ本を記録するものですが，子どもの読書量を可視化できる。同級生が読んでいる本の紹介につながる。子どもの全体の読書量の変化を見取れる。などのメリットがあります。もちろん，読書とは大変個人的な側面もあるので，紹介の際にはプライバシーの配慮や確認などのクッションを挟みましょう。

３　データをどうぞ

　一から作ると果てしない時間がかかりますからね。ぜひ，あなたの時間を100円で買ってください。