見出し画像

師匠のベースはゾーンに入る

本日11月11日はポッキー&プリッツの日。
それ以外にもうまい棒の日やきりたんぽの日など
細長く棒状の物をイメージしやすい日にちなんで
記念日に設立されている。(11月11日は記念日認定されている記念日が3番目に多い日らしい)

そんな中、音楽好きにとっても大事な記念日である。
そう、本日11月11日はベースの日でもあります!
ベースは基本は4弦で並んでおり、ぴったりなのです!
今から10年前に音楽プロデューサー、ベーシスト
亀田誠治さんが設立しています。さすが師匠。
ベーシスト魂が見れます。
てことで、早速亀田さんの経歴を追いましょう。

プロデューサー業

世間一般に知られている所から挙げれば、
まずは椎名林檎のプロデュースでしょう。
林檎さんの場合はもうそもそもの素材が完成され尽くしていて尚、難しい取り組みだった時思います。
それでも更なるアップグレードがあったのは間違いなく師匠の力•人柄なのだ。(林檎さんの成功の場合、
完成されていて信念もあった事は根底にあります)
その後、今でも活動を共にしているスピッツのプロデューサー業を任せられます。もうスピッツとの付き合いも長くて20年以上です。あのヒット曲たちの裏側には良いバランスの関係性があるのです。
その人の良さを引き出す力だけではなく、その中で自分自身のマックスを引き出す力も兼ね備えている。

編曲家(勿論、作詞•作曲も)

数々のヒット曲、受賞曲をつくられています。
全部を挙げるとキリがないので何個かピックアップしたものですが、平井堅を筆頭にいきものがかりなど
幅広く様々なジャンルの音楽で魅了し続ける。
それから映画音楽のサウンドトラックも多く携わっており、自分が好きで見ていた映画で見ていたシーンのバックで流れている音楽も師匠のものかもしれませんね。

主には作曲、編曲がメインかと思われますが
作詞活動もされていてJUJU大原櫻子といった女性シンガーを中心に手掛けています。

バンド

デビュー当時から知っている林檎さんをボーカルに結成された東京事変。師匠にとっては初のバンドだ。(40歳にして初のバンドってのも凄い)このバンド、個人的には各セクションのトップが集っていますのでどこを切り取ってもファインプレーで、いつ聴いても惚れ惚れしてしまう。それでいて未だに上手くなろうと自主練する姿を見ると「もうそんなに詰めなくても‥」と思う反面、「これが低音を極めた超一流か」とも思うのだ。

Mr.Childrenの櫻井和寿と音楽プロデューサー小林武史らと組まれているbank band。彼らが主催しているap bank fesには師匠の笑顔が似合う。全身全霊で音を浴びオーディエンスと共有する姿はまさに音を楽しむ、音楽だなと感じる。各会場に音を届けると同時にその笑顔も届けてくれるのはステージにいるプレイヤーから発信されているのだ。

日比谷音楽祭

2019年からは日比谷公園で集うフェスの実行委員を務めている。これがまた新しいフェスで協賛金などはクラウドファンディングで資金を募っており、沢山のアーティストが出演する中、お客さんは無料で入退場できるという今までのフェスとは違うし斬新な角度から切り込んでいる。このフェスに参加する事で新たな発見を産むアーティストは多いと思う。チケットの倍率はとんでもない数字になっており、当日見れない方に向けた配信も相当数な視聴数を記録している。
日比谷公園大音楽堂は改修工事が始まるため、来年2025年度が現在の野音で行なわれる最後になる。
ますます盛り上がる言葉間違いなし。

ベーシスト

小さい頃、父がカーステレオでも家のプレイヤーでも口うるさくセッティングしていたのが低音だった。
幼い頃は「そんなに変わるか?」と父の微調整に呆れていたが、今僕はまさに父と同じ行動を取っている。
低音の良さに気付いた日から僕はベースに虜なのだ。

ベースを意識しながら音楽を聴き始めたのはいつだろう?周りにギターやピアノが弾ける知り合いは沢山いるが意外とベースを弾ける知り合いはいなかったりする。それでも日本にも名ベーシストは多数存在していて、

矢沢永吉(キャロル)
細野晴臣(はっぴいえんど) 
寺沢功一(BLIZARD
市川洋二(THE STREET SLIDERS
ENRIQUE
BARBEE BOYS
松井常松(BOØWY
堀内一史(ユニコーン)
樋口豊(BUCK-TICK
中村正人(DREAMS COME TRUE
寺岡呼人(元JUN SKY WALKER(S)
早川岳晴(麗蘭)
田村明浩(スピッツ)
廣瀬洋一(THE YELLOW MONKEY
美久月千晴(ダンガン・ブラザース・バンド)

あ、これ勿論今羅列しただけだ全てじゃないですよ。
名前が挙がっていない方でも好きなプレイは沢山あるし尊敬するベーシストです。

どうしてもバンドの花形はボーカルやギターになりがちだからこそ、今日はベースにピックアップしたかったのだ。
プレイもさながら師匠がここまで多数のアーティストの信頼を得たのはポテンシャルの高さは勿論のこと、上も下もつくらない、裏表のない人柄の良さもあると思います。素晴らしい人の周りには素晴らしい人が集まるんだなぁと思える象徴です。

最後に
ベースを気にしながら音楽を聴ける様になると、
道が更に開けて昨日まで聴いていた音楽とはまた違う
聴こえ方をするものです。
全てのベーシストに感謝して捧ぐ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?