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現場で実験!洗剤開発物語
はじめに: 今回はオーダーメード洗剤の開発物語。洗剤を開発するのに一番重要なことは、お客様の要望をしっかり聞くこと。汚れを落としたいのか、臭いを取りたいのか、さらにその先にあるベネフィットは何か。業界が同じでも悩みはそれぞれ。悩みの数だけ洗剤はあります。
実験の舞台裏
オーダーメード洗剤の開発依頼があると、まずは打ち合わせで悩みを聞きます。その悩みを基に洗剤原料を選定し、車に洗濯機と洗剤原料を積んでお客様のところへ伺います。お客様のところでは洗濯物を確認。さらに詳細に悩みを聞きます。このときに重要なのがどうしたいか。汚れを落とす、臭いを取るだけでなく、完璧に落とすのか、そこそこでコスパ良いのが良いのか、きれいになってどうしたいのかなどなど悩みはそれぞれ。オーダーメード洗剤は、細かな悩みに応じて洗剤を作ることに意味があります。
配合実験の詳細
汚れについては、大きく下のような分類になります。これらが複合的についています。Yシャツなら汗皮脂、自動車工場なら油と鉄粉などの不溶性汚れ、イタリアンなら油と色素系汚れなどが中心になります。臭いについては酸臭、アルカリ臭、皮脂臭、加齢臭などそれぞれに合わせて配合します。現地ではこれらの汚れや臭いに合わせて配合し、まずは満足する性能が出せるのか、さらに具体的にどの成分が効果を発揮しているかチェックします。
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会社に戻ってのコスパ良く改良
具体的方向性が決まればそのまま販売してもいのですが、それでは価格が高くなってしまいます。会社に戻って洗剤配合と洗濯方法を見直して、お客様自身でもしっかり落とせるように洗濯全体を見直します。最終的に2,3種類サンプルを作ります。
サンプル提供とお客様の反応
開発したサンプルをお客様に提供し実際に洗濯してもらいます。お客様からのリアクションに耳を傾け、製品の可能性を確認します。その中で一番良かった洗剤の製品化します。最終製品は、お客様の要望に沿って名称とラベルを作り完成です。
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