[ビール用語]Hop Head
こんにちは、ホップヘッドのタチバナです♬
今回は、ビール用語のHop Head についてです。
Hop Head ホップヘッド
一般的な意味
ホップヘッドの一般的な意味は、ホップ大好き、ホップのアロマや苦味が好きなホッピーなビールの愛好家を指します。特にクラフトビール好きでIPA,IIPA ,IIIPAが好きな人はホップヘッドです。
自家醸造家は
自家醸造家のホップヘッドの意味はもう少し深いです。
簡単に言えばホップオタクです。常にホップの事を考え、ホップどうしの相性、ホップに含まれるα酸、β酸、油、ヒュムロン、コヒュムロン、といった成分にも精通しています。
自家醸造家はホップが家にあるので常にホップのアロマを嗅いでしまいます。匂いだけで、どのホップか分かります。
その強烈なホップの香りに魅せられたホップヘッド達は、枕にホップを入れて眠ると言われています。
冗談です☺️
でも、ホップを敷き詰めたベッドや枕で眠りたいと思う気持ちは分かります。
ニガラー
苦味にも種類があり、飲んだ瞬間にガツンとくるのや、喉元を過ぎた辺りからジワジワ効いてくる物とか色々あります。
私は香りも好きですが、苦味も好きです。私の作るビールは苦味が強いと言われるので間違いなくニガラーです。
自分の好みのビールを作るので、ホップはガンガン入れます!IBU 80や100も作った事があります。
大会に出すビールはスタイルによってIBUが決まっているので抑えますが、人間には苦味に対する限界値があるらしく。大体 IBU100以上の苦味は同じになるそうです。
1000 IBU by Mikkeller
以前にMikkellerの1000 IBUという言うビールを飲んだ事があるのですが、「俺のビールの方が苦ぇ!」と思った事があります😁
本当にIBUが1000あるか疑問です。ビールはホップの苦味と糖分が相殺し合うので、そのバランスを考えるのですが。DIPAでIBU1000の割には苦さが際立っていない気がしました。IBU100も満たしていないとニガラーの私は思います。
麻科の植物
ホップは麻科に属す多年生の植物で蔓状に成長します。
抗酸化、鎮静効果、抗菌作用があります。ホップ畑で働く人は肌が綺麗と言われます。
雌の毱花と呼ばれる、松かさ形の花の様な物がホップと呼ばれます。毱花が付かない雄は間引きされます🤣
毱花は収穫後に乾燥させ、花状、ペレット状、CRYO、オイル等に加工されます。
ホップは寒い地域でないと育たないらしく、日本だと東北と北海道が栽培地になります。主な生産地はアメリカとドイツです。残念ながら日本のホップは世界には出回ってません。
10年くらい前にSORACHI ACE(空知エース)と言う日本原産のホップが出回りましたが最近は見かけません。当時のホップレベルではSorachi Aceのα酸は13%と高くて人気がありましたが、現在はどこのメーカーもα酸が10%を超えるホップが出回ってるからでしょうか。
日本の農業技術
日本の品種改良の技術、農耕の技術があれば、とんでもなくα酸が高いホップや、特徴的な香りのホップが作れそうな気がします。
日本にもホップ農家とか出て来ないかなーって思います。
薬理効果
ホップは抗癌作用、アルツハイマーなどの予防作用もあると研究されています。今はまだ研究段階ですが、ホップは将来的にビール以外にも必要な植物になるでしょう。
雑にまとめると
ホップヘッドは香りや苦味だけでなく、世界を救う植物としてホップを愛しています🥰
ホップの可能性は未知数であり無限大です!
ホップヘッドに乾杯!
最後に一言
中途半端な知識なので、もし間違いがあったら指摘して下さい☺️
皆で自家醸造を楽しみましょう!
美味いビールを飲みましょう!
自家醸造解禁の為に頑張ります!
多くの人が賛同すれば酒税法も変えられます!
日本のビール税は高すぎる!消費税と合わせれば二重課税です!
[ビールのスタイルはアメリカのビール団体の規格,
Brewers Association Beer Style Guidelineに基づいています]