
[自家醸造]SaisonとWyeast3724 #1
こんにちはタチバナです!
最近仕込んだビールSaisonです。
Chocolate Milk Coffee Barleywineと同時進行しているプロジェクトです。
Saisonは作るのがチョッと難しいと言うので、挑戦してみました😁
農家のビール Farmhouse Ale
Saisonはベルギーとフランスの国境近くの農村地帯で作られるビールです。農家の人が夏の喉の渇きを潤す為に作っていたそうです。その為か農家のビールとも呼ばれています。
フルーティーでスパイシーなイーストの香りが特徴的で、ドライで爽やかなので夏にピッタリのビールです。
自分は基本的にSaisonはSaison Dupontしか飲みません。他にもベルギー産のSaisonやクラフトビール各社が作っていますが、このSaison Dupontより美味しいSaisonはなかなかありません。
Saisonに限ってはクラフトビールより伝統的なビール会社に分があると思います。値段と品質で比べると割高のクラフトを飲むならオリジナルを飲んじゃいます。

唯一、美味いと思ったのはコレだけです。スウェーデンのbeerbiotekのSaison 、爽やかなホップを効かした美味い一杯でした。
ラベルの中央にイースト菌の会社のWhitelabのロゴがあり、Whitelabを使用している事を主張しています。
輸入品のクラフトビールは、手に入りにくかったり、少量生産や限定生産なので一期一会みたいな事があり、ビールが入荷した時に買わなかったら2度と目にしない事があります。現にこのビールには再会していません。
Wyeast 3724

今回は、消費期限切れのWyeast 3724を使いました😅
Wyeastはアメリカのビールイーストの会社で、液体イーストとそのパックに特徴があります。
Wyeastはスマックパックと呼ばれるアルミパックの中にイースト菌とモルト液の小さなパックが入っていて、アルミパックを外から叩いて中のモルト液のパックを割ります。
数時間経つとイースト菌がモルト液を食べることによって発酵します。袋がパンパンに膨らんだ時(イーストが活性化した時)にウォートに投入する事によって、より効率的に発酵を始め易いと言われています。
Wyeastは値段が高いので今までで1回しか使った事がないのですが、今回は新品が売り切れで、期限切れが半額の$12.50だったので買いました。
(期限切れの液体イーストの使い方はまた後に記します。)
いつもは粉末イーストを使うのですが、なぜ今回は液体イーストを使ったかと言うと、このWyeast 3724はSaison Dupont 由来のイーストだからです。
Saison Dupont 種のイースト菌でなければ自分の飲みたいSaisonは作れないと思っています。
Saisonの様にイースト菌がフレーバーの主役になるビールを作る時にはイースト菌の選定はとても重要です。
クローン
今回はそのクローン(自家醸造ではコピーをクローンと言います)を作ります。
Saison Dupontのモルトのレシピは企業秘密なので、適当に調べて似た様な感じにします。ホップはGalaxyとChallengerなので、これも本来とは違うホップです。
予算もあるし、そこまで拘れません、それも自家醸造です!
ビール作りは楽しむ事が1番です!
続きます☺️
最後に一言
中途半端な知識なので、もし間違いがあったら指摘して下さい☺️
皆で自家醸造を楽しみましょう!
自家醸造解禁の為に頑張ります!
多くの人が賛同すれば酒税法も変えられます!
ビールのスタイルはアメリカのビール団体の規格Brewers Association Beer Style Guidelineに基づいています。