アイデア力、良いアイデア目利き力が見える化できるツール
自分の発想したアイデアは、我が子と同じようなもので、どうしても可愛く(良く)見えてしまうもの。でも、実際は他人がどう見るのか?そもそも、自分の良いアイデアを見極める力は?といったニーズを叶えるツールとして、ideagram(アイデアグラム)というものがあります。
https://i-deagram.com
このツールは、なんとあのトヨタ自動車での実績もあるそう。
実は社内で一度、このツールを使ったアイデアコンテストに参加したこともあり、面白いと思って取り上げました。
ツールでは、まず参加者が一定期間に絞ってアイデアを出していきます。
ただ、who誰のため?whenどんな時?whereどこで?の3つはツールで固定されており、whyどんな課題?とhow解決策は?をセットで考えて書く感じです。いわゆる強制発想法ですね。
案外、なんの制約も無しに考えてだと思いつかないものが、条件を絞られることで逆に新しいものが産まれたりするんですよね。
例えば、
who:おっさん
when:会社帰りに
where:駅のホーム
と出た時に、ふと甘い物が食べたいおっさんって多いんだなぁと思って、
why:甘い物が食べたいけど購入や店舗で食べるのは恥ずかしい
という課題を書いて、解決策で
how:駅のホームで気軽に購入できるケーキ屋さん
というビジネスアイデアを思いついたりできるんですね。
そして、このツールが面白いのは、そういったアイデアを大人数で出し合った後に、評価セッションがあり、各アイデアのwhyとhowに同意できるかそうで無いかを選ぶだけで、各アイデアの得点や、評価者の目利き力まで分かってしまうんですね。結果の数値は、偏差値のように出てきます。
アイデア毎のランキングだけでなく、こういった個人のアイデア力、アイデア目利き力まで数値化されるので、楽しくなりますね。
もちろん、whenやwhoといった項目によだても集計できるので、アイデアの出しやすいお題出しにくいお題というのも見えてきます。
アイデアを強制的にでも発想してみたい方、また、グループでアイデア出し合いたい方など、試されてみてはいかがでしょうか。