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家探しというアメリカ流の洗礼

日本の皆さん、3連休をいかがお過ごしでしょうか。
アメリカに到着してから早いような、遅いような1週間が経ちました。

この1週間、私は一切観光らしい観光をしておらず、自由の女神も見てないし、美術館も行っていません。では何をしていたのか。
何を隠そう、家探しです。

事の発端は、大学に合格した直後に来た案内の中で、寮は3人のルームシェアで月20万円すると書かれていたこと。「高!!生きてくの無理やん」とニューヨークの物価の高さに絶望しながら、絶対に寮以外の場所に住むと心に誓ったのでした。

その後到着してから毎日迷子になりながら、今はようやくいいところが見つかり、契約もサインし、最終段階(支払い)まできていて、一安心しています。(最後に落とし穴がありそうで怖い…。)
そして、あたかも1人でやり切ったかのように書いてますが、仕事ができすぎる相方(ルームメイト)と、いろんな知恵を貸してくれた人たちのおかげで、ここまで来れました。というか1人だと口座からお金も出せなくて自分の無力さがすごい…。

本来だともうちょっと楽できそうなこの家探し。この中でも「アメリカってこんな国なんだ」「こんな対応しないといけないんだ」と、アメリカという国を少し垣間見れた気がします。大変だったし、痺れる場面もあるけど、面白い経験だったと思うので、単身で留学生として家を探す時に、なんとなく大事なポイントをまとめてみました。

考えること①:「何人で住むのか?」

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考えること②:「家はどうやって見つけるのか?」

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私は今回完全自腹で留学するので、とにかく予算を考えて、「ルームメイトと2人で住む」こと、家は「自分で探す」ことを選びました。

その後に踏んだステップはこんな感じ。

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少し解説します。

ステップ①:ルームメイト探し

前述の通り、家賃が高すぎるので、ニューヨークでは社会人になってもルームシェアをする人がかなり多いようです。Facebookグループや、Webサイト(RoomiやSpareroom)といったサイトで、探すのが主流なようです。

といっても色々話を聞いていると、ルームメイトになりたいと思っている人に連絡しても、返事が来ない場合がたくさんあるようなので、今後一緒に住むことを考えるとちゃんとコミュニケーション取れる人がいいよね、とは思います‥。ちなみに私は大学のFacebookグループの投稿がきっかけで今のルームメイトを見つけました。

ステップ②:家探し

一番驚いたのはニューヨークの物件が1週間以内に激しく動くこと。そのため、内覧をしたくても1週間以上先になってしまう場合は内覧の予約もできない、もはやブローカーや代理店担当者から返事も返ってこない、というのは衝撃でした。日本でできることはとても僅かなので、ニューヨークの地図や詳しい人に聞きながら「どこに住もうかなあ」と妄想を膨らませつつ、物件サイト(streeteasy, truliaなど)を見ながら「こんなところ住みたいなあ」と思ったらいいね!ボタンを押しまくる、ことしかしてませんでした。(いろんな部屋を見れたのはすごく楽しかった。)

ステップ③:書類準備

渡米する前に絶対下記は紙とデータで準備すべきです。後々提出を求められる場面に出くわします。

・預金残高証明書(過去2ヶ月以内なら安全)              

・給与明細書(英語・過去2ヶ月以内?物件によりけりなので要確認)

・大学の合格通知・入学証明書(I20と呼ばれるもの)

・米国ビザ

・パスポート

ステップ④:アポ入れ

実際に内覧に行ける日にちの3日前になってからようやくアポ取りができます。(というか担当者さんがちゃんと対応してくれるようになります。)

ステップ⑤:内覧

私の場合は3日で6〜7件見に行きました。写真と全然違って年季が入っている物件が多いのにびびりました…。やっぱり自分で見た方がいい…。

ステップ⑥:手続き

ようやく決まって一安心…かと思いきや、ここで意外な落とし穴が‥!契約まではスムーズにいったものの、前金を支払う時に、日本の口座から海外の口座に送金する必要がある一方で、日本の口座側のセキュリティが厳しくて、海外の口座登録に1週間かかると言われました…。なんとか解決しそうではあるものの、普段から慣れていることにこんなに手間取るなんて思わなくてびっくりした…。

東京で一人暮らしを始めた時も似たようなステップを踏んでいるはずなのに、口座への送金や振り込みなど当たり前のことが当たり前にできないことが歯痒かった。それと同時に、家探しを機にたくさんニューヨークの色々なエリアに行くことが増えて、地下鉄に乗れるようになったり電話ができるようになったりと、当たり前のことが少しずつできるようになるのはすごく新鮮だった。どんなに小さくても、毎日何かできることが増えるのはやっぱり嬉しい。

長々と書いてしまったけれども、まず言いたいことをまとめると「生きてるよ!」ということだけです。(雑)まだできることが少なくて、日々「無力だわあ」と打ちひしがれているけれども、予想できないことが起こるのは当たり前だと思うので、また面白いネタがあれば来週続けます。

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