VOL.99 余計な遠慮は要らない
「いいんじゃないかな」「とりあえずこれで」仕事をしていたらよく聞くこのワード。でも大体、発言した人は見たこと、聞いたことに対して満足していない。指摘したら言い合いになる、具体的なアドバイスが思いつかない、また最初から考えることになる、といったマイナス要因が頭によぎるから、一先ず発した言葉にすぎない。でも中途半端な人間界による妥協は、ビジネスのクオリティーを上げてくれるのだろうか?私の答えは絶対に「NO」だ。摩擦を恐れていては絶対に成長できないと思う。
私の仕事はクリエイティブ関連の仕事だ。プレゼンが多く、いわゆる0→1の仕事になる。ディレクター、デザイナー、プランナー、営業といったスタッフがアイディアを出し合い企画を作り上げていく。例えばディレクターが考えてきたプランは悪くはないが、「これでは勝てないな…」と思うケースがあったとする。心の中では、もっと改善すべきだと思っているのにも関わらず、余計な遠慮で「これで行こうか」と言って進めてしまうと大体の確率で負けてしまう。結果が出た後に妥協を後悔してしまうのだ。
そもそも仕事のやり方に正解や常識はない。むしろ常識を打ち破っていった方がお客様には刺さる。なぜなら提案を受ける側は、様々な会社から提案を受け、プレゼンを見てきいて、ありきたりなアイディアや提案を求めてないからだ。私が出会ったきた仕事ができる人の共通点は、必ず自分の意見を持っていて、嫌われる勇気を持っている。今、対峙している人との人間関係性よりも、お客様が喜ぶ姿をイメージしながらビジネスを展開している。
最後にこの記事を書きながら何か良き言葉がないかと調べていたら、柔道金メダリスト古賀稔彦さんのお言葉がとても印象的だったので、ご紹介させていただきます。「あきらめからは何も生まれない。1%の可能性でも見いだそうと壁に向かったときこそ、自分の中に秘められていた新たな力が出てくる」やはり結果を出している人たちは、努力を重ね、常に戦い続けています。後悔なき人生にするために、摩擦を恐れずに仕事をしていきましょう!
#余計な遠慮 #摩擦を恐れない #嫌われる勇気 #あきらめない
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?