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エンジニアが手相ってどうよ?
ひと昔前は、一部の特定層に有益な情報が集まって、庶民にはそれほどの情報は集まらなかった。今は一様にあまねく情報が取れるってまでは行かないが、ある程度の情報はスマホを持っている限り、簡単に入ってくる時代だ。元日本マイクロソフト執行役員であった澤円氏に言わせると現代が1日で触れる情報量は、平安時代の人の一生分に相当するのだそうだ。
手相に関心を持ってから、ググると「手には宇宙がある。」から始まって、それこそ「天文学」だの「引き寄せの法則」だの「スピリチュアル」だの「アドラー心理学」などと、まるで宇宙への拡散の様ほど、多面的に関連コンテンツが羅列されてしまう。
個人の特性、特技、経験を掛け合わせることでその発信者しか出来ない個性を生みだし、マネタイズできるようになるという。
手相✖エンジニア
何の役にたつのであろうか?
データ分析力やデータ収集力では、人口知能がはるかに長けていることになる。ペッパー君のようなアンドロイドが手相を見るなんてことは、恐らくはすでに出来上がっているかもしれないl
手相を見ると言いつつ、指紋からそのお客さんを個人特定し、抵触しない程度にその情報から高確率で近い将来起こる事象を類推する。加えて手のひらの無数の補助線まで見落とさず、それについてはこの線に出てるのですよ!なんて言われた日にゃぁ、どの鑑定士も太刀打ちできないってなるのか?果たしてそうなるのか?
いや、だから手相鑑定士の真価が問われるんじゃね?
まず、知識の羅列で信用を得る時代は終わっている。誰もが敬遠するような難解な専門性でメシを食う時代も終わった。消去法で考えると、ほとんど手相鑑定士の役目は乗っ取られて良さげでもある。
でも他方、占いや手相っていうものは今後も絶対なくならない。。ここには案外、誰もが異論ないであろう。
俺はやっぱりパンよりご飯、和食がいいね。
っていうノスタルジックなものを愛する人たちは、これから逆にどんどん増加するようにも思う。
なんてことをツラツラ考えると、結局こういうものはいつまでも厳然と残り続け、当たる当たらないではなく、レコード針からの音に癒されるかの如く、曖昧でゆらぎを感じるような会話を求める存在で残り続ける。そんな気がする。だから結局、見てほしいのは、
手のシワより、心のシワなんかな?
ってことは、手相鑑定士のスキルは、
しゃべらせ上手 > 聞き上手 > おしゃべり上手
ではないのかな?最近、エンジニアという職業のステータスが高く評価されているようだが、エンジニアのポートフォリオで「副業 手相」なんて書くとそれこそ、「ロジカルスキル+エモーショナルスキル」としてもてはやされる。ような気がする(笑)
と結論づけたのが、エンジニアの論理的思考でありました。
おあとがよろしいようで。。