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合わないものを無理に合わせることはできない

目指すのは、本当の自分とつながること。

決して、旦那と離婚するとか、別居するとかが目的ではない。
これまでも、自分の魂に問いかけ続けてきた。
そしていつも同じ答えが返ってくる。本当の自分を思い出し、
それとつながって生きていくこと。それが大事なんだと。

去年、私と旦那の関係が少し変わるきっかけになることがあった。

少しずつ社会復帰を目指し、短期の派遣などで体力も自信も
つけてきていた私。
去年の11月、旦那の理不尽な言葉に我慢できなくなったことがあった。

「絶対に一人で生きていく!」そう強く決意して、それまでこだわっていたフリーランスの仕事を手放した。そして、自立できるだけのお給料をもらえる仕事を探そうと、新たな派遣会社に登録した。

すぐに販売のフルタイムの仕事が紹介され、「ご飯は自分でどうにかして、私はもう出て行く」と言って働き始めた。
旦那が帰ってくる時間には到底間に合わない、休みも合わない販売の仕事。

旦那は最初不満そうにしていたけど、本気なのをわかってもらいたくて、「私は光熱費は半分払う、食費はいらない、自分のご飯は自分でなんとかする」とゴリ押しした。

すると、旦那が突然晩御飯を作り始めた。最初はレトルトだったけど、今では手作りのご飯の美味しさに気づき、自分でお弁当まで作るようになった。私はほとんど手伝わない。先月、派遣の仕事を辞めて家にいることもあるけど、洗い物くらいしか手をつけない。

時々、「いままで全部やってくれてたのか、ありがたかったんだな」と、ようやくそんなことを言うようになった。

実は私は料理にはこだわりはあるけど、自分で作るのは好きではなかった。
というか、毎日いつの間にか義務のように作り続けているのが
ほんとうに嫌だった。
それをイヤイヤやっていたのが多分問題だったのかもしれない。
思い切って手放してよかったと思う。
節約しすぎな旦那の料理は最近の物価高騰もあって、偏りがちになったりもするが、すごくありがたい。

旦那も、自分でお金を管理する方が向いているみたいだ。
昔から家にお金を入れて管理することに不満があったみたいだし、
私もフルタイムでアルバイトしていた頃もあるが
そのお金で旅行したことはすっかり忘れて
貯金できてないのはお前のせいとかも言われた。

とにかく、私に合わせて何かをするのももうやめて欲しい。
それであとで、あんなにしてあげたのにとか言われるのも
もう嫌だから。

だから、彼にも自分の人生を生きてほしい。
ある意味、自分の精神的負担を減らすために
私が抗がん剤で苦しんでいようが、友達と飲みにいったことは
とてもよかったと思う。

「人のことより自分のこと」これが私のテーマだ。

だから、何よりも自分のことを優先して遊びにいった旦那に
背中を見せてくれてありがとうって少し前に伝えた。

今は時々、旦那が拗ねているのを感じることもあるけど、もう放置する。
彼の機嫌を取ることは、もうしない。旦那が拗ねるのは私の責任ではないし、彼が拗ねるか怒るかは彼の自由だ。

私も、自分の心地よさを自分で選ぶ。拗ねたり怒ったりするのも、
私の自由だ。腹が立ったら大人だから、露骨に態度には出さないけど、心の中で「!」って思って自分の部屋でyoutubeを見てご機嫌になってる。

お互いに、本当の自分とつながって生きていくことで、もし一緒にいられなくなったとしても、それは仕方がないことだと思う。

合わないものを無理に合わせることはできない。似たものが引き合うという宇宙の法則には逆らえない。




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