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OSHOの優しさを受け取る

上の写真は『29.感謝』の一部分。
巡礼の旅をしていた女性は、日が暮れて辿り着いた村で宿泊を受け入れてもらえず、野原に立っている1本の桜の木を拠り所にして一夜を過ごすこととなった。

危険な春の夜の野宿。
寒くて真夜中に目が覚めてしまった彼女は、そこで朧月夜に咲き誇る満開の桜の圧倒的な美しさを目にして、宿泊させてもらえなかった村の方へ向かって感謝のお辞儀をした・・・

生は毎瞬あなたに贈り物を持ってやってくるよ。自分の欲しいもので頭の中がいっぱいだと、それを逃してしまうよ。だから起きる出来事を喜んで受け入れて。そして祝福を受け取って、と伝えてくるカード。


さて、先日からカードリーディングの無料モニターを募集していた。

ありがたいことにお申し込みをいただいて、ドキドキしながら読み進めて。

5枚引きをしているのだが、1枚1枚のカードのエネルギーをなんとか感じて、それを言語化して。

どうやったら相手の方に伝わるだろうかと何度も何度も推敲を重ねて。

普段の仕事もちょうど忙しい時期に来ており、それがこれまたかなり脳ミソを使う案件だったので、ヒマをこよなく愛して生きてきた私は「一体なんでこんなことになったのかしらん?」て思たりしつつも、理由はわからん。ただやりたい。

その気持ちを頼りに、地道なリーディングを続けた。


このリーディングに使っているOSHOトランスフォーメーションタロットは、禅の教え、OSHOの講話から成り立っており、正直ちょっと説教くさくて、普通に考えたら無理難題を言うてきはったなあ、と感じる時もある。


例えば、『60.笑い』人が死んだとしても笑っていろだの、『53.遊び』人生はゲームだとわかった上で深刻にならず役割を楽しめだの、『35.ムードの習得』では幸せも不幸も何が起きても「これもまた過ぎ去る」とか身も蓋もないことを言うてきはるし、上記のカード『感謝』もそう。

何が起きても喜んで受け入れろ、と。
いやいや、無理やん。普通に無理やん。


修行の足りない私なんかは「そんなん出来たら地球で人間とかやってないんですが」と、そんな意味合いのカードにガッカリしたりイラッとしたりすることも多々ある。
まあ、己から聞いといて勝手な話である。


モニターリーディングでも、このカードが出てきた。つか、やたらと出てきてた。

誰しも自分の望む未来が叶うと良いな、と思うことが多いもの。しかし禅の世界観だと、執着とか欲を落とす在り方がどうも推奨されやすくて、よく出たようだ。

そんで、その度「ちょっとOSHO!答えにくいわ!」と私は思った。

せっかくいただいたご質問。
お答えしたら喜んでいただけるようなカードが出たら良いのにな、、、


あ、俺か。自分の思い描いた出来事しか欲しくないのは、そもそも俺やんけ、と気づく。


カードは伝えてくれている。

起きる出来事が例えば自分の思うとおりでなかったとしても、そこには自分が考えもしなかったような祝福があるよ、と。
それを受け取れるようにあるには、自分の期待に固執せず、起きる出来事を喜んで受け入れるといいよ、と。
そうやって開いていないと拒絶しちゃうことになるから気をつけてって。


それはお説教や戒めなんかではなく、OSHOから、生きていく私達に向けてのアドバイス。 
つい忘れてしまいがちになるけれど、実はとても優しい言葉なのだ。

「もっとこう在ると楽チンに生きられるよ、幸せでいられるよ」と。


それに改めて気がついた時、私の心はまた少し緩んだ。

そう、カードの言葉を素直に受け取れたときって何だか赦されて緩んだようになる。
この辺りは、このカードの醍醐味だなあ、と思う。


ありがとう、OSHO。
面白いものを作ってくれて。

出来ればあなたの言葉を理解して伝えられる私になれると良いな、と思っています。


モニター募集、先ほど締め切りいたしました。

お申し込みくださいました皆さま、
本当にありがとうございました。

順番にご返事差し上げていっておりますので
どうぞ宜しくお願い申し上げます☺️


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