自己と他者にリーディングをする時の違いや意識をすると良いこと
写真はトランスフォーメーションタロット『48.チャレンジ』の一部分。
神さまに願いを叶えてもらえる機会を得た農夫。
これまで培った知識を総動員して天候を思いのままに操り、これで大豊作は間違いないはずだったのに。いざ刈り取ってみると小麦の中身は空っぽ!
驚いてその理由を尋ねると、チャレンジが無かった、争いがなかった、軋轢がなかったからだよ、と神さま。
そこから、魂を揺り起こすには喜びばかりでなく悲しみや苦闘も一緒に必要ですよ、さあチャレンジしましょう、と伝えてくるカード。
さて、前回の記事で講座3回目前半で行ったリーディングをシェアしたのだが、その続き。
後半のリーディングは師匠が問いを考えてくださって。
それが今回のタイトルにもした『自己リーディングと他者リーディングをする時の違いや意識すると良いことについて』という、お題。
このリーディングについては、読み方の技術みたいなところも含めて、ちょっと細かく書いてみることにする。
まず最初に「2つの質問を入れるから、読むのが難しくなるかも知れんけどいい〜?」と師匠。
本来なら『他者へリーディングするときに意識すると良いことについて』のように、1つの質問で聞いた方が読み取りがしやすいらしい。
なるほど、そらそやな。
とはいえ、せっかくのレッスンなので、難しいままで進めてみることとした。
①課題『48.チャレンジ』
③今思い出して欲しいこと『46.探すこと求めること探求すること』
④表に出していくと良いこと『7.強欲を超える』
②結果『16.真似』
⑤ハイヤーセルフからのメッセージ『19.中心に定まる』
この質問の場合の心構えとして「自己と他者で違いがある、とは断定しないで取り組むこと。もしかしたら違いがない場合もあるかもしれんし」とあらかじめ言われる。
①は上記の『48.チャレンジ』というカード。
良いときも悪いときもあって当たり前。チャレンジしましょう、と。
ここで師匠に「このカードは自己リーディングと他者リーディングのどちらに響く?」と聞かれた。
私は少し考えて「他者の場合、リーディングをすること自体がチャレンジで、自己の場合はリーディングして出てきた課題なんかについてチャレンジする、って感じで、違う意味でどちらもあるかなあ」と答えた。
「だったら自己と他者での違いがありそうやね。
1枚1枚、自己と他者の両方で見てみると良いよ」と言われた。ほぅ。
・・・なぜ他者リーディングだとリーディングするだけでチャレンジなのか?
常に相手に喜ばれるとは限らない。良いときも悪いときもある。
自己リーディングだとそんなこと気にしない。そこで意識するところが違う、と出てきている。
カードの意味合いでのチャレンジだと、まさに他者リーディングの方。
晴れようが雨が降ろうが気にしないで行うこと。上手くいこうがいかなかろうがそれが成長には大切、それはそういうものだから、やっていきましょう、と読む。
③の『46.探すこと求めること探求すること』は、相手に出ると、ああそうかと思い、自分に出ると、ちょっとイラっとする感じのカード。
探していた神さまの住む場所はもう見つかっているのに、その扉を開けるともう終わってしまうのでそっと立ち去り、また別の場所へ探しに行くという講話。
人は皆、実は答えを知っている。にも関わらず、忘れたふりをしてこの世界に生まれて答えを求め続けている。わざわざ記憶を失って生まれてきた理由は、ただただ体験をしたいから、、、
そこから、とにかく体験したい、って思い出して。答えが欲しいのではなくて、ただやりたいだけ。リーディングがしたいだけだったでしょ、と読む。
④の『7.強欲を超える』は、起きる出来事をただ信じて、歌って踊って夢中でいればよいってカード。
ここでも結果を気にせず夢中でやりよし、と言われている。
さて、③も④も、自己リーディングだったとしたら?
・・・出来てるよね。ただただ、夢中で楽しんで引くこと、そのこと自体が好きでもうやっている。
それが他者へリーディングするときには違いが出てくるよね。もっと上手く出来なくちゃ、伝えなくちゃ、とか気負いが入ってしまう。
そこで自己リーディングでの在り方を他者にするときにも思い出して。自己リーディングと他者リーディングを分けて見ないで、と読む。
そうするとリーディングにオリジナリティも出てくるし(②結果)、それがあなたが自分の中心に定まるということだよ。自分を認めていけるようになるよ(⑤ハイヤーセルフからのメッセージ)。
もしこれが誰かからの質問であったなら、①のところで自己と他者で違いがある、までは読みとれないかもしれない。
であれば、ここでは①は、他者リーディングの意味として読んで、以下まとめ。
結果がどうあれチャレンジしましょう。晴れても雨でもそれが成長には大切なもの。リーディングにおいては、ああちょっと相手に上手く伝わらなかったかな、なんて時も出てくるかもしれないし、それは当たり前のようにあるだろう。それもお互いの成長に必要なこと。
だからやりなさい。気にしないでやっていきましょう 。(①)
そしてとにかくリーディングを夢中で楽しみたい、というところにいましょう。自己へのリーディングでは、それは出来ていますよね?カードを引くとき、読み取るとき、ただただワクワクして行っているのではないですか?
他者へのリーディングにおいてもそのことを意識してしましょう。(③④)
そうしているとリーディングにオリジナリティが出てくるようになりますよ(②)。それがあなたが自分の中心に定まるということ。自分を認めていけるようになりますよ(⑤)。
こんな感じでした。
うん、難しかった。
そしてふと気づいたことには、技巧的なところを教わりつつ、他者へリーディングをやんなさい、と、いつの間にやら背中まで押されていた、という事実。
師匠もOSHOも抜かりがないわ。
いよいよ近々、モニター募集をしてみようかな、、と思うのだった。
講座レポートはまた次回へ続く(予定)