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下の子へのジェラシーは妊娠中に芽生える!?コレどうやら本当みたいです!!

弟や妹に嫉妬していじめたりする上の子に手を焼いているお母さんが結構おられます。子供の側からすればそれまで独り占めできた親の愛情を赤ちゃんにとられたように感じて意地悪したくなるのでしょう。お腹に次の赤ちゃんがいるとわかったら「ほら、触ってみて、ここに赤ちゃんがいるのよ。〇〇ちゃんによく似た男の子かなそれとも女の子かな?」と一緒に赤ちゃんの誕生を楽しみにするよう話しかけなければいけません。それを妊娠中は体が辛いからといって、不機嫌に上の子を無視して横を向いていませんか?
上の子のジェラシーはお母さんの妊娠中に芽生えます。辛くても上の子にはきちんと「お腹の赤ちゃんが元気に暴れているの?お母さんちょっと痛いから悪いけど寝させてね」と説明してから横になってください。
体が辛いのはわかりますが、上の子への気配りも忘れずに。
「カヨ子婆ちゃん73の言葉」より抜粋

著者:久保田カヨ子/出版:ダイヤモンド社

【この記事は8分で読めます】

久保田カヨ子さんはこのように仰っています。


ただでさえ忙しいお母さんにとって、兄弟喧嘩の仲裁ほど消耗することはありませんよね。
私が見てきた子どもたちの兄弟喧嘩は、上の子が本気で叩いたり引っ掻いたりするもので、見ていてゾッとしてしまうものがありました。しかし、上の子のジェラシーが、「まさかお腹に次の赤ちゃんがいる時だなんて?」ってびっくりしますよね。

私はそういう兄弟喧嘩を目撃すると、「あっ、きっと妊娠中に↑のことを知らずに、体調の悪い日にあたったりしたんだろうなー」と想像していました。(違うかったらごめんなさいm(_ _)m)

そんなうまくいかない子育てを1日でも早く気づけたら、まだ間に合うと思って書きます。一緒に頑張ってみてください。

そして合わせてこちらの記事も読んでいただけると、より理解できると思います。


あるママ友の場合


A子さんは、子育てに手を焼く日々を送っていました。彼女の家族は、ユウと同じ歳のお兄ちゃんと、2歳下の少しゆっくり成長している弟の二人兄弟。性格も成長スピードもまったく異なる二人は、どうも相性が良くないようで、A子さんは日々の育児に頭を悩ませている様子でした。

毎朝決まって、大きな泣き声とともに兄弟喧嘩が始まり、夕飯が終わった後にも再び衝突が勃発。(その間も起きてる間中喧嘩する二人)ついにはA子さんも音楽のボリュームを上げてイヤホンで耳をふさぎ、兄弟の小競り合いをそのまま放置せざるを得ない状況に。頻繁に繰り返されるその光景に、私も同じ母親として同情せずにはいられませんでした。しかし、この状態には、やはり気になる点がいくつかありました。

話を聞いてみると、2人目が妊娠した時の様子が聞いてて辛かったのですが。彼女も転勤族でしたので、ワンオペ育児は必須でした。まだ1歳だったお兄ちゃんを追いかけながら、ツワリと向き合うのはしんどかったと思います。なのでかなりの頻度で手を出していたと言っていました。彼女もまだ1歳だったお兄ちゃんには説明しても理解できないと思っていたようです。そのため痛みで理解させるような時期があったことは、本人も認めていました。1歳児と二人きりで、しかもツワリとも戦いながら、、、、、辛かったと思います。

また、お兄ちゃんが2歳になった頃から、夜中に「パン食べたい」と泣き出し、A子さんは彼の要求に応じてパンを渡していたそうです。それから「これして、あれして」という無数の要求が日常となり、A子さんは次第にそれに応えることが習慣になっていったとのことです。
その頃にはお腹の赤ちゃんも生まれてますから、泣き喚く相手は一人で十分です。上のお兄ちゃんは出来るだけ静かにしておいてほしいと思ったことでしょう。そうやってお兄ちゃんをコントロールしていると思っていたようです。

でももし、彼の心の変化をもっと理解して寄り添うことができていれば、弟君にちょっかいを出して兄弟喧嘩に発展するようなことは、少なくとも減っていたのかもしれません。

3歳までに理解させる


育児において、「言いなり」になってしまうことの怖さは、子供が自分の要求を通すことが当たり前だと学んでしまうことにあります。それが続くと、親子の間に自然なルールや境界が築かれなくなり、子どもは自分の感情を抑えたり、我慢したりすることを学ぶ機会を失ってしまうのです。

3歳までに、親子の関係における適切なバランスや、自分の要求がすべて通るわけではないという理解を少しずつでも育んでいくことが、後々の親子関係や社会性の発達にも大きな影響を及ぼすと思います。

私は彼女に何度か「お兄ちゃんの気持ちをもう少し汲み取ってあげたら、少しずつ兄弟喧嘩が減ると思うよ」と少し遠回りなアドバイスをしてみましたが、彼女は「汲み取り方がわからない。ずっと反抗してくるから、イライラが止まらない。もちろん褒めるなんて絶対無理!」と言っていました。
ほぼ毎日のように公園で会う仲のママ友でしたから、彼女のしんどさは肌感で感じられるほどでした。

こうなってしまうと母親もつい、手が出てしまいます。パチン!!

何度言ってもしてはいけない事をする兄と、されるがままの弟。
悪い兄と可哀想な弟という構図になってしまい、母は弟を守るしかなく、それがまた兄の癇に障るという悪循環!

しかしカヨ子婆ちゃん曰く、全ては母がとった行動に帰一するというのです。流石にそこまで他人のママ友である私から言えるはずもなく、、、、、(~_~;)

今すでに兄弟喧嘩に悩まされているお母さんがいましたら、ぜひ今までのご自分の上の子に対する態度に落ち度はなかったか?考えていただきたいと思います。そして上の子が安心できるように、たくさん話し合って「上の子のことがどれだけ大切か」を教えてあげてほしいと思います。大丈夫です。必ず伝わります。もともとあなたのお腹の中にいた子ですから(^-^)

これは大変根気が要る作業になると思います。でも美味しいおかずを作る15分を置き換えるくらいのつもりで、時間を作ってください。
そして1日も早くラクな子育てになっていけること願うイル子でした。


因みにですが


ユウが小学3年生になった頃、そのママ友がユウを貸してほしいと言うので、一緒にゲームセンターに連れて行ってもらった時の話です。

我が家もそモールの中のゲームコーナーはよく行っていました。その時の約束は
①貯金メダルは1年に2回だけ補充することができる。
(2人で1000枚くらい)
②1回に使うメダルは50枚までとする。
③制限時間は30分、その時の手持ちのメダルは全て貯金する。
そんなことを約束することで、補充回数を増やすことなくうまく遊べるようになっていました。

ところが、彼女の兄弟たちはメダルゲームは飽きたらしく早い段階で現金コーナーで遊ぶようになっていました。他人様のお金の使い方はどうでも良いのですが、同じゲーム機に500円以上使ってたことに驚いたユウが「太郎君、いくらなんでも使いすぎやで!それ我慢したら美味しいソフトクリーム食べれたのに」と言ったそうです。(さすが食いしん坊なユウ)
そして帰ってきて私に「お母さん、僕もうあの親子とゲームセンター行きたくないわ」でした。「なんで?」と聞くと、羨ましいとか悔しいと言った感情ではなく、ただ一緒にいる時間がしんどかったと言っていました。

最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m

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