見出し画像

これって世界の常識?!お兄ちゃんはいつも妹想いなの?

この記事は偏差値70の高校に入学した息子を持つ母の、汗と涙の泥臭い子育ての日常を幼少期からご紹介するものです。 また子供の成長に合わせてその時々の参考にした先生方の本も紹介もしております。ご紹介する先生方の意見を参考にしつつ乗り越えてきたエピソードを面白く、時には甘酸っぱく?ほろ苦く?書けたらいいなーと思っております。
どうぞよろしくお願いします。m(__)m


【この記事は5分で読めます】


洗濯物を干す時間


日曜日の朝、娘と一緒に洗濯物を干していた時のことです。

我が家はマンションの4階(4階建)にあります。天気が良ければ海の方まで見えるくらい?の眺めです。その日も青空が広がり、心地よい日差しを浴びながら洗濯物を干していました。時計を見ると9時半頃。普段より少し遅めの朝。いつもより長く寝て、ゆっくり朝食を取り、洗濯機を回してようやく干し始めたところでした。

言い忘れましたが、土日はいつも子供と洗濯物を干します。
今日はモモの番です。母ラッキー😁
モモは私が教えたようにキレイに洗濯物が「左向け左」で干してくれますが、ユウは少々雑な干し方をするのでイラッとしつつ眺めています。コレが男の子と女の子の違いでしょうか(・_・;

ふとベランダから下を見ると、前に並ぶ戸建て家族の小さな兄妹が遊んでいるのが見えました。3、4歳くらいの女の子と5、6歳くらいの男の子。その日はお父さんと一緒に自転車の練習をしているようでした。

これまでも何度かこの兄妹の様子を目にしたことがあります。お出かけの準備でバタバタしたり、時には喧嘩して泣いたり、元気いっぱいに遊ぶ姿が見えたり。特に妹ちゃんは家の中でも外でもよく泣いている様子が印象的です。夕方に家に帰るのが嫌だと言って、ご近所中に響き渡る声で泣き散らしていることが、よくありました。そんな妹を気遣うお兄ちゃんの姿も度々見かけていましたが、この日の光景は特に印象的でした。

モモに言われて


兄妹の会話が、ベランダにいる私たちの耳にも届いてきました。

知ってました?音って本当に上に響くって。香川県でも大阪でも2階に住んでいたので気づかなかったのですが、今4階に住んでみて「前より下からの会話がよく聞こえる!」って子供達と驚いてます。


普段は何かにつけ、妹ちゃんの泣いてる声が聞こえることが多いのですが、その日はお兄ちゃんの話し声がはっきり聞こえてきました。妹ちゃんの名前を呼びながら、「〇〇ちゃん、ここはこうやってやらないと危ないよ」と優しい口調で説明しています。その話し方がとても丁寧で、しっかり文章になっているのに驚きました。

まだランドセル姿を見た事がないので、1年生にはなってないはず。なのにしっかりとした口調が素晴らしいな。親御さんが本など読んでるんだろうなーなんて想像してしまいます( ̄∇ ̄)

その時、娘がぽつりと「なんだか、うちのお兄ちゃんが喋ってるみたい」と言いました。その一言で、私の胸に懐かしい感情がよみがえりました。

そういえば、昔、ユウもこんなふうに妹の面倒を見てくれていたなぁと。

まだ娘が幼かった頃、ユウはよく私の代わりに娘の相手をしてくれたものです。「危ないからこうしてね」とか、「これやったらうまくいくよ」と、優しく声をかけながら、いつも妹を気遣ってくれていました。その姿を思い出すと、あの頃の頼もしい兄としてのユウが目に浮かび、胸がじんとしました。

気づけば、娘の方が私よりも早くその感覚を思い出していたのだと思います。兄妹の姿を見ながらほっこりする娘の横顔に、私もつられて笑みがこぼれました。(本当は娘はどう思っていたのか?と思い出すシーン。ユウは少々お節介が過ぎるところがあって、モモがイライラしてないか?気になる事がありました。)


ふと視線を戻すと、お兄ちゃんは自転車にまたがりながら妹ちゃん(ストライダー)に声をかけています。「まっすぐだよー」「ストップしてね」と、優しい言葉で妹ちゃんを誘導しています。その頼もしさに感心しました。

妹ちゃんはまだ泣いたりわがままを言ったりする年頃ですが、そんな妹をなだめながら、時には自分の遊びを犠牲にしてでもお父さんやお母さんを助けているのでしょう。甘えることなく、しっかりとお兄ちゃんらしく振る舞う姿がとても立派に見えました。

すっかり大人サイズ


この兄妹の姿を見ていると、何とも言えない温かい気持ちになります。親の目から見ても、兄妹という関係は不思議なものだなと思います。

今ではすっかり、大人サイズになった子供たちですが、小さな頃のユウと娘のやり取りを思い出すと、あの頃も今も変わらず、子どもたちの中にはしっかりと成長の芽が育っているのだと感じます。そして、その成長を間近で見守れる親という立場の幸せを、改めて感じました。

洗濯物を干し終わり、部屋に戻る準備をしながらも、私はもう少しこの兄妹の遊んでいる姿を見ていたいなーと思っていました。

この日の朝、ふと目にした光景と娘の一言が、私の中で何ともいえない心の宝物になったような気がします。
親になれてよかったーと思う瞬間ですね( ◠‿◠ )


因みにですが


私の主人は、「お茶」とか「ティッシュ」と私に言ってきます。ちゃんと文章で言って欲しいものです。子供たちはなんでも私に文章で話してくれるのに、なぜ彼だけは単語なのでしょう。不思議ですね💢

いつか一番いい感じに彼が弱った時に、チクって仕返ししてやろうと、、、、、それ考えると眠れないくらい、楽しくなるイル子でした😁

最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m

いいなと思ったら応援しよう!