あなたは覚悟できますか?自分のパートの収入を全て塾代に捧げることを
この記事は偏差値70の高校に入学した息子を持つ母の、汗と涙の泥臭い子育ての日常を幼少期からご紹介するものです。
また子供の成長に合わせてその時々の参考にした先生方の本も紹介もしております。ご紹介する先生方の意見を参考にしつつ乗り越えてきたエピソードを面白く、時には甘酸っぱく?ほろ苦く?書けたらいいなーと思っております。
どうぞよろしくお願いします。m(__)m
あくまでも個人の見解です 行き過ぎた表現がありましたらご容赦くださいm(__)m
【この記事は7分で読めます】
先日8年ぶりに友人に会うために実家の近くでランチしたときの話です
私は子育てnoteを書き始めたことや
子供たちの近況を話しました
彼女は既婚者で子供はいません
高校時代からのバイト仲間であり
青春時代から気の置けない間柄で
4歳年上の何でも話せるダチでした
その話の中で彼女(S子)が言ったんですが
S子:イル子の子供がそんな偏差値70の高校へ進学するなんて
信じられへん どれだけ塾代にお金かけたん?
ずっと小さいころから 習い事させまくったん?
私:エッ??どういうこと?なんでそう思うの?
S子:私の周りのママたちはそうやって必死に子供を高校に入れるために頑張ってたよ イル子は違うの?
さっきまで一緒にいた Y子もパート代はほぼ全て子供の塾代に消えるって言ってた時期あったよ(子供が中高校生の頃の話)
私:確かに塾には行ったよ 中3の6月から2月まで
小さい頃からではないわー
そんなの子供も親もしんどいやん
S子:だから 親が思うほど成績も上がらず
しんどいっていつも言ってたよ
私:私はそういう子育てママがいることをすごく残念に思ってて、、、
誤解を恐れずに言うと 私は小学校上がるまでにお母さんが子供とどれだけ遊んだか?どれだけ見てたか?で ある程度学力が決まるって思ってて 少なくとも私はそう信じて子供と付き合ってきたから 結果出たのかなーって
S子:ちょっと待って その熱量なに?なんでもとことん行く子やなーとは思ってたけど 子育てにそんな熱あったんやー
私:ここで 『勉強しなさいって1回も言ったことないよ』
って言いたいとこやけど そこまでじゃないな(^^;)
でも子供たち同士 でいろいろ親のこと話したときに
友達の親たちが かなりヘビーに子供たちに『勉強しろ!』
って言ってたみたいで
『俺の親は何も言わへんでー』って言ったらしい
うちはそうでもないなーって思たんだって(*^-^*)
(笑)( ;∀;) なんでもとことんてー(^^)
子供ってな お砂場行くやろーそれでお山作ろーってなるやん
最初は 濡れてない砂をかき集めて 山を作ろうとするんやけどさ
私が雨が降ってきましたーってその山にジョウロで
雨を降らせてヒント出してみたら
砂が固まってお山が崩れなくなるって気づくんや
もちろん私も手伝うよ
それでだんだん大きくなったら嬉しいから 私も嬉しいやん
何日か経って 公園行ったらお母さん雨降らしてーって言うねん
今日の砂はお山高く作れないからーって
この前学んだことちゃんと覚えてるねんで
自分が楽しむためのことは頑張ろうとするねん
砂場ってバカにできひんで 目の色変えて高い山作るんやから
私がケーキ食べたいって言ったら 必死で美味しいケーキをイメージして
木の葉っぱやドングリを駆使して チョコレートケーキ出来たよって頑張るんやから あの時の目見せてあげたかったわ
最初はね私も公園行くのは苦痛やったんよ
20代30代に公園なんて行くことないやん(*_*;
久しぶりに言ったら まず埃っぽいって感じるんよ
ブランコ乗ったら鉄臭いって思うし
砂場なんて入らんといてーって思ってた(>_<)
S子:最近犬飼いだしたから分かるけど 公園てしばらく行かないと
確かに埃っぽいって感じるかも( ;∀;)
私:そうやろ!!
でもさー 素敵なママはどこにでもいててさー
あのママやるなーって思ったら負けたくなかったんよね
あのママの子供より うちの子供がつまらなさそうにしてたら嫌やん
だから私はもっとうまく遊べるママのような振る舞いをする必要があったんよ(>_<)
S子:どこで負けず嫌い出してんの?(笑)
私:でもちゃんと遊んで疲れさせないと 夜ゆっくり本読んだりお絵描きしないからーこっちも工夫して公園楽しむようになるんよ
「結果論やろー」 って言われるかもしれないけど
好きなこと一生懸命やることで脳みその何かがグワーッて
伸びたり縮んだりしてるんやと思ったわ
S子:ふーん
私:R子知ってるやろ バイト仲間だったR子
私の親戚のR子ね
R子は自分が勉強しない子だったから?
子供には小さいころから 結構な量の問題集とかさせてたんよ
結果 公立高校行くところありませんレベルになってたらしい
なんで?って思うやん
子供ってどこでその花が開くかは 分からんのよね
でも嫌々やってるときにその能力は開かないみたい
その方が多いみたいとしか言えないけど
それでねR子も必死になって塾探したら いい先生に巡り合えたみたいで
その先生曰く この子はアホじゃないです
ただ勉強の仕方を知らないだけですって言われたらしい
そこから子供頑張ったよ 水を得た魚になって
グングン成績上げて(半年くらいで偏差値15くらい上げたらしい)
志望校に合格できたんやで(*^-^*)
いろいろ言うけどさ
結局私は子供たちに嫌がることを させたくなかっただけかもしれへんな
予防接種ですらええ加減なもんやで(^^;)
6歳まではマメに受けてたけど そこから先はあんまりやってないかも?
だって注射打たれるの見るの辛いんやもん
めっちゃね泣くねんで(>_<)
S子:そうなんやー私が知ってる子育てママとは ちょっと違うな
でもそうやってお母さんになったんやな
話してるとき ええ顔してるわ(笑)
私:ウチ転勤族やろ それだけで負い目があるというか(>_<)
ウチはまだ少なくて 3回で終わったけど それでも子供にとって
引越しってなかなかハードな現実もあってさ
寂しいってこと思い出さへんくらい
楽しいこと一緒に探してあげないとーって言う
使命感は常にあったかもしれん
それにユウ君が小学校3年生くらいの時
また次も引越しあるの?って聞かれた時に
多分あるよ ごめんなっていったら
なんでお母さん謝るの?って言われたんよね
引越しするのは誰のせいでもないんやから 謝るの変じゃない?って
変かもしれんけど ごめんって思ってる
だからユウ強くなって って言うてん
強くなればどこでも馬鹿にされんですむからって
それはあの子なりに理解してくれたんやと思ったわ
まだ3年生やったけど
それで人生の数直線を書いたのよ
人生の初めの20年でここまで頑張った人は 残りの人生の豊かさがこうなるよー 君たちが22歳になった頃にプロの野球選手になった人は年俸5千万とかもらえるよ サッカーの選手になった人もきっとすごい年俸もらうよねー
それで君たちはどの線で生きるか考えてみて
お母さんはあんまり勉強しなかったから この線で生きてるよ
だからパート代が自給○○円になるよ(*_*;
今お母さん薬剤師さんとお仕事してるけど
先生たちは毎日フードコートで好きな物食べてるわ
かたや お母さんは休憩室でおにぎり食べてるなー
どっちで生きるか そろそろ考えてもいいんやで(*^-^*)て話ね
S子:早くない?その話小学校3年生でする?
私:うん そうやな早かったかもしれんな
でもー私の感覚でしかないけど あの子たち他の子供より早く大人になってる気がするねんーそう思ってるの私だけかな?
あとー時々私が言ってるからかな?
友達のお母さんより私の方が先に死ぬから早く稼いで親孝行しろって( ;∀;)(子供を産んだ年齢が平均値より7歳上だから)
それと ユウ君が引越しを覚悟したような反応した時
顔つきがねー 何かを感じてたようなそんな気がしたから
そう思ったときに話した
自慢じゃないけど 仲良しやで(#^^#)
自慢じゃないけど
あの子たち学校であったこと真っ先に私に話すんやから
S子:そんなに面白そうな子育ての話聞いたら
私も一人くらい生むんやったなー
と寂しそうに彼女が言ったとき
ちょっとはしゃいで話しすぎたかなーと反省しました
でもこんな話はママ友にはできません
本当の友達だから出来る話なんです
(なぜママ友にこんな話が出来ないか?は
また別のお話で書きたいと思います(*_*;)
だからS子 あの日は許してくれてありがとうって
言いたいイル子でした(#^^#)
最後までお読みいただきありがとうございます
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