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「誰もやらないなら、、、」に◯をつけた結果?!私のPTA奮闘記!(PTAに関するお手紙は、よく考えてから記入しましょう)
この記事は偏差値70の高校に入学した息子を持つ母の、汗と涙の泥臭い子育ての日常を幼少期からご紹介するものです。 また子供の成長に合わせてその時々の参考にした先生方の本も紹介もしております。ご紹介する先生方の意見を参考にしつつ乗り越えてきたエピソードを面白く、時には甘酸っぱく?ほろ苦く?書けたらいいなーと思っております。
どうぞよろしくお願いします。m(__)m
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学校生活をサポートするアレ
PTAと聞くと、多くの方が「忙しそう」「大変そう」という印象を持つかもしれません。実際、会合の準備やイベントの運営など、保護者の協力が求められる場面は多いものです。特に働きながらPTA活動を行う方にとっては、時間のやりくりが必要になり、負担を感じることもあるでしょう。
一方で、PTAは学校や地域とのつながりを深め、子供たちの学びや成長を支える大切な役割も担っています。共に活動する保護者や先生と交流することで、普段とは違う視点から子供たちを見守れる良い機会でもあります。
と、まあーここまでは建前としまして😩
本音を書きました👇
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PTAの闇の入り口
あれはある秋のこと。
子供が学校から持ち帰ったPTA役員の「できる?できない?」アンケート。
私が何気なく「誰もやる人がいなければ…」に◯をつけたあの日が、まさか地獄への片道切符だったとは思いませんでした。
後日、ご近所のママに聞くと「できないに◯したよー」と言う。
「できない理由はどうしたの?」って聞くと、「理由はないけど、できません!でいいんじゃない」と言う。
大人ってそんな感じで断ってよかったの?もう少し協力する姿勢見せたい、というか、「いい人に見られたい」ってどこかで思ってる自分がいる?
それより、誰かがやらなきゃいけないのに「やりたくない」を全面に出して良いのだろうか?ってその時はまだ優等生ぶる余裕があったのですが、、、、
その「◯」を見つけた手紙を見て、担当の方が順番に電話をかけてくるんですけどね、これがすごいんです。説得スキルがもう営業マン顔負けで、こんなセリフを投げかけてくるわけです。
「〇〇さんなら、このくらい簡単にできますよ!」
えっ、私、そんなに頼りがいありそうに見えたのかな?なんてその気になったのが運の尽き。「まあ、やってみます」と答えた瞬間から、未知のブラックワークが待ち構えていました。(電話担当の人は、格委員がどんな内容の仕事をするか理解していない)
PCと睨めっこも、、、
私が担当したのはC委員という名の“雑務モリモリ係”。
初仕事は、全校生徒分の名簿を作り直すという無理ゲーからスタートです。何かあった時のために、新学年でクラス替えの後、それぞれの個人の住所や緊急な場合の送り届け先など、記入された紙を一覧に書き直す作業です。
駆け出しのパートの勉強もある中、深夜にPCとにらめっこしながら「なんで私がこれやってるんだろう?」と何度思ったことか…。
古いPCだから途中何度もフリーズしながら、データー飛ばしながら…😭やっとの思いで作成しました。
でもね、本当の試練はその後でした。初めての顔合わせで、緊張していて挨拶がぎこちなくなった私。それが原因で、副会長さん(たぶん10歳は年下)と相性が最悪に。後日、「先日はすいませんでした」と謝るも、もう目も合わせてくれないし、半分無視されるし。その副会長さんと仲良しグループも見事に同じ態度。
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その仲良しグループの一人が前年度のC委員で、何年も同じ委員を継続してきたようで、お局のような振舞い。私たちは彼女に指示を仰ぐしかなく、従順にこなすのだけど、正直気分悪い!私のパートナーだったKさんとはあからさまに違う態度で支持してくる。
(そのお局は両方のほっぺの同じ位置に10円玉大のシミ(肝斑)があったので、私は陰で彼女のことを「カンパンマン」と呼んでいた😎)
「えっ、これって…大人のいじめ?!」
心の中で叫びつつ、粛々と役割をこなす日々。敬語を使い続ける私に、タメ口で指示してくる副会長。その温度差がなんとも言えませんでした。
こういうママたちの世界は、一度マウントを取られたら最後、その関係が終わるまでひっくり返ることはありません。いえ、終わった後も向こうはタメ口、私は敬語を使っていました。
そんな私に一番きつく当たっていた副会長、年度末の打ち上げで突然こう言い出したんです。
「あちこちで揉め事を起こしてしまって、本当に申し訳なかったです。」
えっ、揉め事…って、私だけじゃなかったの?!周りを見回すと、みんな同じような表情でうなずいてる!
「私だけしんどかった訳じゃなかったんだー」と胸を撫で下ろす気持ちと、「どんだけ揉めてんねん。確か電話で言ってたなー『いつ?誰が言ったの?名前教えてくれたら、こちらから指導します』とか。マジで何様?」と何度も思った。
その後、PTA時代の“いじめグループ”の一人と病院で偶然遭遇。
先頭に立っては噛みついてこないけど、後ろでそうだそうだ!って言ってた奴だ。「こんにちは~」と声をかけたら、相手はビクッとしながら「どうも…」とぎこちない返事。子供もいるのに、もう少し自然に挨拶できないのかなと思ったけど、1対1ならこんな感じなんやーと思った。
要するに
こうして振り返ると、PTAって「子供たちのために大人が助け合う素敵な場」だと思いきや、実は見えない上下関係が渦巻く異世界だったんです。
一度電話で言われたのが今でもはっきり思い出されます。
「◯月◯日は、こちらから(副会長側と言う意味)〇〇が伺いますので、よろしくお願いします」ってまるで本社から支店に出向させます的な💦
やっぱり上下を意識してるんだーって思いましたね。
確かにPTAの会長・副会長は、他の〇〇委員より仕事量が多いかもしれませんが、基本的には助け合いで仲間で、楽しくやれるもんだと思っていました。しかし一部の人がこのテンションで来られると、引っ張られる人も出てきて、結果私のように最初コケると最後までしんどい活動になってしまいます。
本当にまだ書ききれないほど色々ありましたが、あちこちの小中学校でPTAが無くなっていくのが理解できる話です。外部に頼む方が余計ないざこざがなくて済むと思いました。
今では、あの夜中の名簿作りや、副会長との無言のバトルを思い出しては、「あんなこともあったな~」と笑えるようになりました。でも、もう二度とやりたくないことだけは断言できます!
因みにですが
この肝斑マン(カンパンマン)さんをよく知る別のママ友Yさんがいて、私がこんなふうにお付き合いしていることを伝えると、「えっ!あの人そんな感じになってるん?私らの前ではパシリ扱いだったのに、、、」って言ってました。
パシリ扱いする方もどうかと思うけど、どこかでしっかり自分がされて嫌だったことを、他の誰かにしてるんだって思いましたねー。
人って弱いんだなーって実感した体験でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m