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「The moment you give up, is the moment you let someone else win.」 


スーパースターの名言

NBAのスーパースター、コービー・ブライアントが言ったとされる言葉の1つです。この言葉は彼のストイックな生き方を象徴すると同時に、多くの人に勇気を与えるものだと思います。

この言葉に出会っとき、私は仕事で頑張るということを人と比べながら考えていた自分に気づきました。
「他の人が努力しているから、自分もやらなきゃいけない」「やらなければ追いつけなくなる」といった焦りが常にありました。でも正直なところ、「ずっとやり続けるなんて自分には無理だ」と思うことも多かったのです。三日坊主の自分が情けなく、努力が続かない自分がいつもそこにいたんです。
つまり仕事で成長するではなく、他人と比べて日々仕事をしていたんです。

私はハッとしました。
「自分がくじけてやめているその瞬間にも、誰かが努力を続けている。」
この事実に気づいたとき、「努力を止めた瞬間に、差がついてしまうんだな」と実感したのです。


もう一歩踏み出すために

この言葉を思い出すことで、私は考え方が少しずつ変わっていきました。
努力を続けることは確かに難しいし、毎日完璧である必要はないと思います。けれども、「もう少し頑張れるかも」と思ったときに、たった一歩でも進めることが大切なのではないか。それは自分なりでも良いのではないかと。

例えば、仕事で「今日はこの辺でいいか」と思う瞬間がありますよね。そのときに、「いや、ここで止めたら誰かがこの差を埋めようと頑張っているかもしれない」と考えることで、もう少しだけ前に進む勇気が湧いてきます。それは競合相手との戦いでも、昇進を競う同僚でも同じです。でもそれが、たとえ小さな一歩でも、それを積み重ねることで、未来の自分に大きな影響を与えられるのだと思ったら、いつもより少しだけ仕事が頑張れるようになったんです。


コービーが教えてくれたこと

コービー・ブライアントは誰もが真似できないほどストイックな人物でした。彼の成功は、その圧倒的な努力の賜物です。彼の言葉が本当に伝えたいのは、「どんな状況でも努力をやめないこと」なのかもしれません。けれど、私の理解としては「完璧じゃなくてもいいから、もう一歩だけ進んでみる」ことが大切なのではないかと感じました。
向き合うべきは、自分だと。

コービーは残念ながら事故で亡くなってしまいましたが、この名言は今もなお多くの人の心に残っています。スポーツだけでなく、ビジネスの世界でも、このマインドセットは大いに役立つと思います。

「もうこれでいいかな」と思った瞬間に、この言葉を思い出してください。「誰かがどこかで頑張っている」そしたら、今よりちょっと頑張ることができる勇気が湧くと思います。それはきっと、明日の自分を少しだけ成長させてくれる一歩になるはずです。


最後に

他人と比べて努力をしていない自分に焦ったり、他人の頑張りを羨ましく思ったりしている人がいるなら、戦う相手を他の人ではなく自分に向けてください。そして自分に勝つためには、目一杯の努力も大事ですが、1日1日のちょっとした一歩でも大きな成果につながるはずです。


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