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本当にやりたいことの見つけ方

今回は、『本当にやりたいことの見つけ方』について話していこうと思います。

皆さんは「やりたいことを見つけた!」ってなっても、これが本当に自分のやりたいことなのか?と思って確信を持てないことはありませんか?

自分のやりたいことに確信を持てないのには原因があります。
それは、やりたいことや自分の価値観を点で考えて線で考えていないからです。
もっと言い換えれば一貫性がないからです。
例えば、音楽が好きだから弾き語りをやってみたい。悩み相談が熱量あるからカウンセリングもやりたい。このようにぶつ切りでやりたいことを考えていても本当にやりたいことは見つかりません。

「じゃあどうやったらやりたいことを見つければいいのか?」
この質問に対する僕の答えは、、
【抽象度をいじること】
です。

例えば、自分がやっていて熱があるものとして「悩み相談を受けるのが好き」というものがあるとします。
これを具体化してたくさん要素を書いていきます。
本当はもっと具体的に誰の悩み相談に乗った時、どんな会話をした時に熱く話したなどをまとめるのですが、今回は簡略版です。

そして、具体で落とし込めたら、これらの具体化した要素の共通点を一言で表します。(これが抽象度をあげる作業)


悩み相談から抽象度を落とす作業(具体化)

Q:悩み相談での共通点は?
○悩み相談の具体の内容
・就活相談:ビジョンや本当にやりたいこと
・楽になる生き方
・友達とのコミュニケーション:自分らしさ

A:自分らしい人生に自分の知識や言葉を用いて導き、1対多というよりも1対1で深く話す
一言で表す:「一人一人と深く関わり、自分らしさで輝ける人生に導く」

これが具体から抽象の作業です。
抽象化したこのAの部分が理念やビジョンになっていきます。
そして、自分のやりたいことを納得度高く広げていくために、Aのところから抽象度を下げて具体化をしていきます。

ここで重要なことがAの言葉の定義を、ネットの言葉でなく自分が納得いくように考えることです。
Q’:自分らしさで輝いてる状態とは?
A’:自分が元々持っている特性を周りに出している状態かつ、その自分が好きであること。

ここまで考えたら、A’の「自分を好きになるために必要な要素は?」という内容で具体化をしていきます。


「自分を好きになるため」の具体化

このように抽象度を下げたり、上げたりすることで解像度をあげることで、自分の理念ビジョンに沿ったやりたいことが出てきます。全てが線で繋がっているため、ずれた瞬間気付けるし、具体的な好きなこと・やってて楽しいことから理念ビジョンを深ぼることができます。

最後に抽象度が高いものと低いものの特徴を書いておきます。
抽象度高:価値観や概念に紐付き、行動する目的になる
抽象度低:手段・具体的なアクションに紐付き、現実に直接関わるため分かりやすい

ぜひ、みなさんもこの抽象度を上げ下げして本当にやりたいことを見つけてください。

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