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【就活生必見】研究職志望なら知っておくべき!研究所見学で気をつけるべきポイント

研究所見学に行っても「何を見ればいいのか分からない…」と悩んでいませんか?

「見学に行ったけど、説明ばかりで実際の働き方が分からなかった…」
「設備が充実しているのは分かったけど、自分がどんな仕事をするのかイメージできなかった…」
「雰囲気が良さそうだったのに、入社してみたら思っていたのと違った…」

こんな失敗、避けたくないですか?

実は、それ『見るべきポイントを知らない』のが原因です。

研究所見学は貴重な機会ですが、多くの人が 「企業の見せたい部分」しか見ていない という落とし穴にハマります。

企業は当然ながら、良い面をアピールしたがります。
最先端の設備を見せ、丁寧な説明をしてくれるでしょう。
でも、それは「あなたが入社したらどんな仕事をするのか?」とは関係ありません。

大事なのは、「研究職として本当に働きやすい環境なのか?」を見抜くこと。

でも、普通に見学しているだけでは、本当の働き方や職場のリアルな雰囲気は分かりません。
なぜなら、会社側が「伝えたいこと」と、あなたが「知りたいこと」にはズレがあるからです。

あなたが知りたいことは、こんなことでは?

研究者として、どのくらい裁量を持って働けるのか?
実験は自分でできるのか、それとも補助的な仕事が多いのか?
研究者が本当に集中できる環境が整っているのか?

でも、実際の見学で聞けるのは、
「弊社は〇〇の分野で世界トップクラスの技術を持っています」
「最先端の設備を導入し、充実した研究環境を提供しています」
「ワークライフバランスを重視し、働きやすい職場です」
といった、企業が見せたい側面ばかり。

これでは、「あなたが入社してどう働くのか?」という本質的な部分が見えないまま終わってしまう んです。


良い研究所を見極めるには、「本質的な部分」を見抜く視点が必要です。

では、見学で「本当に研究ができる職場かどうか」を見抜くには、どうすればいいのか?

ポイントは、「企業が説明してくれない部分」を観察すること。

例えば、こんな視点を持って見学してみてください。

① 実験室にいるのは正社員か、派遣社員か?

実験室を見せてもらったとき、そこにいるのは正社員の研究者 でしょうか? それとも派遣社員や契約社員ばかり でしょうか?

これ、意外と見落とされがちですが、めちゃくちゃ重要です。

企業によっては、実験業務のほとんどを派遣社員に任せ、正社員はデスクワークばかり というケースもあります。
もし社員がほとんどおらず、実験をしているのが派遣社員ばかりだったら、あなたが入社しても「実験をさせてもらえない」可能性が高いです。

「せっかく研究職に就いたのに、データ整理や報告書作成ばかり…」
なんてことになったら最悪ですよね。

研究者として 「自分がどれくらい実験に関われるのか?」 を見極めるために、実験室の人員構成は必ずチェックしてください。


② 研究者が「考える時間」を確保できているか?

見学の途中で、オフィスやラボの様子を観察してみましょう。
研究者たちは、どんな雰囲気で仕事をしているでしょうか?

全員が忙しそうに走り回っている → 常に時間に追われ、考える余裕がないかも?
集中してデスクワークをしている人が多い → 落ち着いて研究できる環境かも?
定時が近づくと一斉に帰る → メリハリのある働き方ができそう?

研究職は、単に手を動かすだけでなく、
「どう実験を組み立てるか?」
「どんな新しいアプローチを試すか?」
といった思考する時間がめちゃくちゃ重要 です。

でも、業務に追われる職場だと、そうした「考える時間」を確保できないこともあります。

「定例会議が多すぎる」「細かいルールが多くて自由に動けない」
そんな環境では、せっかくのアイデアも形にできません。

「研究者がどんな働き方をしているか?」を見極めることで、
入社後に「思っていたのと違った…」というミスマッチを防ぐ ことができます。


③ 研究開発のスピード感はどうか?

これも、実は見学で見極めることができます。

研究開発のスピードが速い企業では、
「どんな研究が進んでいるのか?」をリアルタイムで把握している人が多い です。

見学の際に、案内してくれる社員や研究者に、「今どんな研究が進んでいますか?」と質問してみてください。

その答えが、
✔ 「〇〇の新技術を実用化に向けて、今△△の部分を改良しています」
✔ 「□□の研究で、最近新しいデータが出てきて、次の実験を計画中です」
と、具体的な話が出てくる企業なら、研究が活発に行われている証拠。

逆に、
✔ 「詳しいことは言えませんが、いろいろやっています」
✔ 「会社全体として〇〇に取り組んでいますが、個々の進捗は…」
といった、曖昧な答えが返ってくる企業は、研究が停滞している可能性がある かもしれません。

スピード感のある職場は、研究者にとって刺激的で成長できる環境です。
「この会社は研究を本気でやっているのか?」 を見抜くために、質問を投げかけてみましょう。


この先、有料部分では…

ここまでは、「研究所見学でチェックすべき視点」を紹介しました。

でも、実際に見学に行ったとき、
「どこをどう見れば、その会社の本当の姿が分かるのか?」
は、具体的なポイントを知っていないと難しいですよね。

そこで、このnoteでは、さらに踏み込んで…

「社員と派遣社員を見分ける方法」
「研究者が本音を話してくれる質問の仕方」
「見学で"この会社はやめておいた方がいい"と判断するサイン」

…など、リアルな研究所見学の攻略法を詳しく解説 します。

「ただの見学」で終わらせず、本当に自分に合った職場を見極める ためのノウハウを詰め込んでいます。

この情報を知っているかどうかで、入社後の働きやすさが大きく変わる かもしれません。

続きは、有料部分で詳しく解説します!

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