見出し画像

(産休なう)妊娠後期の貧血と対処

とうとう言い渡されてしまいました。妊娠後期(36週)の血液検査でヘモグロビン値が10.6で「妊婦貧血ですねー、鉄剤出しておきますね」と先生。鉄剤は飲むまいとサプリを飲んできましたが、ここまでか…。思い返すと、実際に貧血の危機感を感じたのは30~33週くらいだったと記憶してます。


30週で起きた貧血(とみられる)の症状

夜20:30頃
SNSを見てたら視界の真ん中だけスポットみたいな見えない部分が発生。「あれ、目がかすむなあ、スマホ見すぎたのかな」と思いスマホを置く。
20:35頃
あれよあれよとスポットが広がってくる。隣でスプラトゥーンに励んでいる夫の顔を見ようとするも、顔半分~左肩らへんがモヤモヤしてはっきり見えない。四つ這いの姿勢になって頭を下げてみたり、横になってみるも症状収まらず。
20:40頃
さらに視界がモヤモヤに。だんだん怖くなってきて夫に症状を相談。妊娠してからはだいぶ順調にここまで進んでいたので、いざという時の連絡先を考えてませんでした…。通っていた産院に電話すべきか救急車を呼ぶべきかも分からずプチパニック。その時の思考で一生懸命考えた結果、産院は時間表記がなく繋がるか分からない+とはいえさすがにこのご時世なんでも救急車を呼んで本当に必要な人が利用できないのは避けたいところなので、前々から存在は知っていた"7119"に電話してみました。

救急安心センター事業(♯7119)ってナニ?
急なケガや病気をしたとき、救急車を呼んだが方がいいか、今すぐに病院に行った方がいいかなど、判断に迷うことがあると思います。
そんなとき、専門家からアドバイスを受けることができる電話相談窓口が救急安心センター事業(♯7119)です。
救急安心センター事業(♯7119)に寄せられた相談は、電話口で医師、看護師、相談員がお話を伺い、病気やケガの症状を把握して、救急車を呼んだ方がいいか、急いで病院を受診した方がいいか、受診できる医療機関はどこか等を案内します。

総務省消防庁
https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate007.html

#7119に電話した結果

「ただいま電話が大変込み合っております しばらく経ってからおかけ直しください」と衝撃の結果w 
都内とはいえどんだけみんな電話してんだ(+みんな7119の存在知ってたんだ)って思ったし、7119ですらこれだから救急車問題は本当に深刻だし、電話してしまったことに申し訳なさを感じました。

20:45頃 産院に電話
わちゃわちゃした結果、結局産院に電話しました。繋がるのか心配でしたが数コール後…電話に出てくれました(涙)冷静に考えると繋がるのは当たり前か…遅くにすいませんと謝りながらも、診察券の情報を伝えたうえで症状を報告。電話越しの看護師さんからはいくつか質問を受けて回答しました。一通り質問が終わると、先生に状況を確認してくるといわれて保留に。質問事項は下記の内容だったので、同じような症状が出たら回答用にご参考まで。

  • 診察券番号・氏名

  • 現在の週数

  • 具体的な症状

  • 何時から出ているか

  • 意識はしっかりしているか

  • 頭痛はあるか

  • 何か思い当たるいつもと違う行動はないか

  • 今日はどのくらい水分を摂ったか

20:55頃
保留を待つ数分の間で、初めて少し視界がよくなってきたことに気づく。と同時に「お待たせしました」と看護師さん。一応、症状から判断できるのは妊娠後期であるから貧血とみられる(なりやすい)こと・原因としては水分摂取が足りていない可能性があるということでした。対処法としては、とにかく水分を摂って安全な姿勢になることと、もしこれから症状が悪化したらすぐ電話するようにとのことでした。


そこからやってみたこと

電話が終わるころにはだいぶ視界もはっきりしてきて一安心して電話を切りました。症状が出始めてから改善するまで30分程度。慣れていない自分にとっては長い時間で、夫にも心配をかけてしまい反省…。早速起きて少しずつ水分摂取をしました。寝る前にも麦茶50ml~は飲んだかな。

ちょっとした意識が妊娠後期は響くと実感

振り返ってみると、前日は暑い日にも関わらず少し遠出してよく汗をかいたし、にもかかわらず当日も翌日も水分を十分に摂ってなかったかもと思い当たる節が。水分の摂りすぎも良くないですが、必要分を摂らないのはもっと怖いと実感しました。一人の体の時はそんなに気にしなくても、妊婦(かつ妊娠後期)はちょっと意識することが自分もおなかのベビも守ることに繋がるなと感じました。

妊婦貧血にならないために

ぶっちゃけ妊婦貧血にならないのはハードル高いと思います…職場の先輩ママたちも自分の親も、鉄剤飲んでたよ~昔は不味かったよ~って言ってくるし。妊婦の血液が薄まるのは定めであると最近悟りを開きました。↓↓↓↓↓

血液量は1.4倍、成分比率も変わる!
からだを流れる血液の量は、妊娠前の約1.4倍に!4000mlから5500mlになり、1500mlも増加します。しかも、血液成分の割合も違うのです。血液中の水分(血漿量)は約1.5倍にもなるけれど、赤血球量は約1.2倍。つまり水っぽい血液なのです。

ムーニー『妊娠中の体の変化とは?血液量が1.4倍?』
https://jp.moony.com/ja/tips/pregnancy/pregnancy/body/pt0223.html

というわけで、おとなしく鉄剤飲んだりほうれん草食べたりしてます。ちなみに処方されて私が飲んでいる鉄剤は「クエン酸第一鉄Na錠」です。先生から「ちょっと吐き気や気持ち悪さが出るかもしれないので、強かったら別の出しますね」と言われて最初はおびえて飲んでませんでした(おい)が、ベビのためにと意を決して飲んでみたところ一応大丈夫でした!ちなみに胃の粘膜保護のために「レバミピド錠」も一緒に飲んでます。気になることがあるとすると一瞬で便秘になったことですかね。やっぱり水分摂取大事ですね。

鉄分不足は胎児にも影響してしまうから

鉄剤は飲みたくないやい!と逃げてきた私が飲むことを決心したのは、自分のためではなくベビのためになると改めて知ったからです(遅い)。今は出産前のことばかり意識してしまうけど、出産で力を出し切ってしまうと本格的に外界デビューしたベビのお世話ができなくなってしまう。それに、ベビ自身に発達の遅れが出たり成長に影響が出る可能性もあるとのこと。自分の怠惰でそんなことになってしまうのは絶対避けたい。だから便秘になろうが鉄剤を飲むのだ自分!と鼓舞しながら飲んでます(時々飲み忘れますが)。

妊婦メンタルになっていつも心が元気に過ごせるわけではないけど、今noteを書いているこの瞬間もおなかでベビが暴れているのを感じるととても幸せです。蹴られて嬉しいってすごい世界ですね。笑

いいよいいよベビ、元気に生まれてくるんだよ。

今日も皆さんに幸せなことが起こりますように。
読んでいただきありがとうございました。


いいなと思ったら応援しよう!