髪型 二〇三高地 尔灵山
日露戦争の戦闘が行われた場所としても有名な大連の203高地。
昔(1994年頃)気になって中国の地図とかで確認した記憶があるのが、なぜ203高地が中国語で「尔灵山(er ling shan / er(二とピンインが同じ)ling(零とピンインが同じ)shan (三 san と発音が似ている、むろん意味は 山)」と呼ばれるのはなぜか、という事。
当時はインターネットも今のように便利ではなく購入した中国地図や辞書などか中心に調査した覚えがある。その中で尔灵山の海抜は203mではなくて197mと地図に記載されていたりしたので自分的には非常に不思議だった。
しかし今改めてネットなどで調べてみると、203高地は実際海抜203mで日本語で203高地と呼んでいたので発音がよく似た漢字「尔灵山」を当ててそう呼ぶようになったと記載している内容が簡単に出てきた。
なぜ今回再度ネットを利用して203高地を調べたのか、という理由だがそれは、とある人物が昔の人の髪型を見て突如「203高地」と口走ったからだ。
これは非常に驚いた。
前髪の中に別のものを忍ばせて高く見せるのがその特徴とあるが、当方恥ずかしながら、今までこの髪形を見ても江戸時代が最初に浮かんでしまっていた。実は日露戦争のころに大流行し始めてその名がついた、とのことで明治時代の髪型だったのだ。自分の無知を恥ずるばかり、という事で非常に勉強になったお話でした。
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