20241010-01 内田順三さんの本のこと
おはようございます。今日もよい一日を。
noteを書く人ならご存知のとおり、こんなことばがグレーアウトされたライティングのページが迎えてくれる。朝早く、もぞもぞと起き出してパソコンに向かう私には、こんなさりげない気持ちが届く。「おはよう。お互いによい一日にしよう。」自然に心のなかで語りかける。誰に対してなんだかと思うと、いろんな人の顔が思い浮かぶ。
畑違いの世界に生きる人の言葉を知ることが好きだ。それもバズっている人ではなく、無名だけど届く言葉を持った人。そこに学びの本質が詰まっていることを、長く本に接したり、あるいはそんな人と接する中で見出したから。それが私なりの生きるヒント。それが自ずと多読につながり、気づいたらいろんな世界のことに興味を持てるようになっていた。
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私は人を成功しているかどうかで分けない。学んでいる人かどうかで分ける。
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有名な格言だけど、私は社会人大学院でまわりの人たちから学んで自然に思い至ることができた。ヒラメ人間に辟易する私の原体験の一つ。そんな学びの人による本についてAmazonでレビューを書いた。
ここではAmazonに書かなかったことを。
本書の締めくくりの言葉が素敵だ。
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一流ならばこそ、自分以外に目を向け、感じること。二流ならば、苦しみ、もがき、人の優しさに涙を流したことだろう。そうして感じてきたことを、伝えればいい。(p.191)
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私が知る一流の人たちはみんなこんな人たち。私の言葉にもちゃんと耳を傾けてくれ、論文や本に、あるいは世に語る言葉として取り入れてくれたり。
二流でもない私は、まさに苦しみ、もがき、人の優しさに触れながら生きてきた。そんな経験を備忘録として書き記す。
今日は10月10日。昔は体育の日といった。「体育じゃないんだ、スポーツなんだ。」社会人大学院で知り合った一流のアスリートたちは同じようにこう言った。今年から国体は国スポへと名称を変えた。あのころから20年経ったけど、ちゃんと社会は変わってきたことを実感する。そんな日にスポーツの本を引いた。
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