デング熱について
【概要】
・ネッタイシマカ、ヒトスジシマカが媒介
・潜伏期間は2~7日程度
・2~7日程度で解熱し、解熱と共に点状出血を来すことが多い
●症状
・発熱、白血球減少、血小板減少
・嘔気
・肝機能障害
・皮疹、骨関節痛
*既往にデング熱がある人が異なる血清型のデング熱に感染するとデング出血熱となり、出血傾向、ショック、多臓器不全となり致死的となる場合がある。
●治療:対症療法
・特効薬やワクチンはない
・解熱薬:アセトアミノフェンを使用
※NSAIDはインフルエンザやHIV同様、Reye症候群のリスク
★国内での発生状況
2014年に、国内でデング熱に感染した患者が報告。
2016年には、海外から帰国した方がデング出血熱を発症し、死亡する事例が発生。
2019年にも、国内でデング熱に感染した患者が報告。
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