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「ペテルギウス葬」人生終末の未来トレンドを考える【①】
まえがき
「ペテルギウス」の寿命は短いと言われています。爆発までに期間が、最短で数万年らしいのです。
※様々な説があることはご留意下さい。
いわゆる超新星爆発ですが、恒星の生態を知れる点で重宝されています。
また、超新星爆発は恒星のフィナーレとも言われます。その壮大さ、綺麗さ故でしょう。
「そんな超新星爆発が地球の近くで起きたら空がさぞかし綺麗になるだろう」
ペテルギウスはこのような疑問を叶えてくれるかもしれません。
実際に、ペテルギウスが超新星爆発を起こしたら、太陽が出てるのと同等、あるいはそれ以上に空が明るくなるという説があります。
しかし、そこまで生きれるのか?と皆さんはお思いでしょう。案外生きれるかもしれません。
記事では「ペテルギウス葬」を説明するに伴い、以下の3つの問いにも答えてみようと思います。
・ペテルギウス葬が未来トレンドになるか?(①)
・人間は何万年も生きられるのか?(②)
・「数万年間」に体験する興奮を「ペテルギウス
葬」が上回るか?(③)
また、「ペテルギウス葬」を説明する際に、責任ある研究とイノベーション(RRI)、反物質、代議制民主主義など様々な概念、事柄にも触れました。
ですので、「ペテルギウス葬」意外も楽しく読んでいたいただけたらと思います。
本題に入る前に小話を。
ペテルギウス葬について考えるのは、何万年後の世界、あるいは何万年後の「葬」について考えるのと同義です。
しかし、何万年後を考えることは出来るのか?
これについては、未来を「パラダイムシフトの連続」として捉えることで答えられると思います。
パラダイムシフトをすごく簡単に言えば、ある時代で支配的な価値観が劇的に変わることです。
天動説から地動説へ、で有名な「コペルニクス的回転」とほぼ同義で使われたりしています。
近代、現代を振り返ればこの様な事象は数多く発生しているので、未来もそうなると考えて違和感はないでしょう。
さて、結論から申すと、未来をパラダイムシフトが連続と捉えると、予測という行為が不可能になります。
人間の予測は過去の延長線上でしかありません。正確には、脳の中にある材料(知識や経験)を組み合わせて、未来を想像します。
つまり、パラダイムシフトのような現状の経験や知識が通用しない現象を、予測(想像)することが困難というわけです。
近未来のパラダイムシフトならば、世界などを観察することによってその興りを察知出来るかも知れません。
ですが、一つのパラダイムシフトを察知しても、その時点では、そのさらに次に発生するパラダイムシフトを予測することは不可能です。
有名な複雑系科学は、未来は「非線形」であり、その予測は困難であるという立場を取っています。
人間の予測行為には、物事を因果関係で捉えることが不可欠です。そうしないと、膨大な処理を行わないといけなくなるからです。
「非線形」は物事を因果関係で見る考え方と対極にあります。「非線形」は全ての物事が「複雑」に相互作用するという考えが前提にあるからです。
この「複雑」をそのまま捉えるアプローチが複雑系科学ですが、現状ではそれはあまり出来ていないようです。
例えば天気予報は複雑系の代表例ですが、現状、完全な天気予報が実現したという話は聞いてません。AIによって精度は上がっているようですが。
そして、「複雑」を増幅させる要因の中でも「連続で起きるパラダイムシフト」が代表例に数えられています。
「連続で起きるパラダイムシフト」はさらに加速していくので、これからさらに予測困難な時代がやってくるでしょう。
では、どうやってこの記事では何万年後の「ペテルギウス葬」を考えるのでしょうか。
ペテルギウス葬を構想してから、必要なパラダイムシフトを逆算する、という手順を踏みたいと思います(記述では前後左右するかもですが)。
無論、空想だけで構想を構築しては、その骨組みは弱体になるでしょう。
そこでパラダイムシフト一つにつき、現代に根拠となりそうな事柄を紹介します。というよりも、根拠の説明の方が長くなるでしょう。
数万年先まで視野を伸ばすのでその分根をしっかりと張らないといけません。ご容赦ください。
そして、「数ある未来の分岐の一つ」としてペテルギウス葬を捉えていただければと思います。
ペテルギウス葬の構想は複数パターンあり、それぞれ毛色違い、長いものもあります。
ですので、それが嫌な人は先ほど触れた「3つの問い」に答えているペテルギウス葬の章に飛んだりしてください。
※(追記)重すぎて記事を分割しました。詳しいことは、一番下を確認して下さい。
見出しの下に書いているので判別は簡単だと思います。問いに番号を振っていたのはそのためです。
また、単純につまらないと思ったら飛ばしてください。ペテルギウス葬同士に結びつきはないので。
ペテルギウス葬の構想
構想1 : 「ペテルギウスの爆発に名前を刻む」
古来より、葬式は権力者の権威を誇示するために、利用されてきました。
特に、国を統括するような立場にあるものは文字通り、国を挙げての葬式で葬られました。当の本人だけでなく、国の権威も示せるからです。
さて、ここでは2つのパラダイムシフトを提示し、それぞれにおいて人類がどのようにペテルギウスの爆発に名前を刻むのかを説明します。
一つ目のパラダイムシフトは「民主主義と資本主義の均衡崩壊」です。
このパラダイムでは「ペテルギウス葬」の技術的な側面については触れません。
さて、年代までは示せませんが、このパラダイムシフトのシナリオの道筋を示してみたいと思います。
シナリオの到達点は「個人の名前を形取った星座」の誕生です。
ですが、根拠を先に説明しないとシナリオを説明しにくいです。
ですので、資本主義と民主主義の欠点を根拠として指摘し、そこからさらに根拠を交えながら、シナリオを展開していきます。
まずは資本主義について。
一つ目は寡占のリスクです。この現象は資本主義と切っても切り離せない関係にあります。
日本での一例を挙げると、日本の携帯料金の急騰と、それに対する菅政権の介入です。
日本の大手キャリアによる市場の独占が原因で発生しました。寡占下において、競争市場が機能しない可能性が示されています。
さらには、私の知っている人では、コルナイ・ヤーノシュというハンガリーの経済学者が、資本主義下における寡占の可能性を指摘しました。
二つ目が、資本主義と(政治に代表される)諸勢力との関係です。
例えば、資本主義の元で影響力がある主体が政治をコントロールしたり、競争市場が戦争の激化(武器の製造などで)に貢献したり、などです。
戦争との関係については、民間企業の技術が戦争に転用されるなどもあります。これらをリスクと捉えるかは意見が分かれると思いますが。
これらは、資本主義が経済以外に及ぼす影響力のほんの一例でしかありません。資本主義のリスクは、広い視野で捉えなければならないのです。
三つ目は、近時志向的、かつ連続した改良です。資本主義では目下の競争に勝たなければならず、短絡的な成果が求められます。
ユヴァル・ノア・ハラリは「サピエンス全史」で狩猟民族から農耕民族への移行がリスクをもたらしたと言いました。
例えば、
移動しなくなったことで襲撃されやすくなった。限られた食料に依存する様になり、食糧危機に対する対応力が低減した。農耕に時間を割くことで、各々が自由に使える時間が減った。特定に地に留まり続けたり、動物と触れ合うことで病気のリスクが上がった、などです。
これは改良を積み増した結果、後退を招いた例として紹介されていました。そして、産業革命なども一部後退をもたらしたと指摘されていました。
近時志向的に改良を積み増す、というのは資本主義の中で、代表的な特性です。故に、これがリスクへと転換しないよう、気をつけましょう。
狩猟から農耕へと転換した時代よりも変化は早くなっているので、リスクもその分甚大になるはずです。
民主主義についても、現代では代議制民主主義が主ですが、欠陥はあるように思えます。
例えば、若干の例ですが、
・民意がきちんと反映されない可能性
・多数派の意見が増長する可能性
・民衆の政治的判断力の衰退
・意思決定が遅い
・複数の利害の対立
・強力な主体が影響力を持つ
トクヴィルというフランス貴族は「アメリカのデモクラシー」という本を上梓。アメリカの民主主義(デモクラシー)について説明しました。
そこでは、アメリカの最小自治体における市民の政治的能力を高く評価していました。
連邦議会の政治力が行き届いていないという背景こそありましたが、現代的にいうと、「政治に対する当事者意識」が高かったようです。
これは代議制民主主義を運営する点で重要な論点になります。
無論、政府の政治力も大事ですが、代議制民主主義は「市民の声」の反映が肝要です。
「民主主義と資本主義の均衡崩壊」は非常に極端な部類ですが、民主主義の振り子がこれに近い方向に振れないとは限りません。
度々「市民の声」の反映が重視されている数ある理由の一つにもなります。
民主主義は古代ギリシア(アテネ)にもありましたが、代議制民主主義より優越していると思われる点があるので3つだけ挙げます。
一つ目は、民意の反映です。具体的には、市民権を持つものは全員、政治的な決定(議論)に直接参加することができました。
これは民会という制度の下に行われました。また、民会を運営する評議会の成員はランダムに選出されました。
二つ目は、追放制度や裁判(影響力のあるものを捌く制度)に代表する、責任追及ができる仕組みが構築されていました。
例えば、民会などで案を出した人や評議会を運営した人などがその結果を厳しく追及それました。
僭主...今で言う独裁者が発生しないよう、権力を持っている人を弾劾する側面もあったみたいです。
古代ギリシアでは、一般的な市民の政治に関する決定権が、代議制民主主義よりも強かったと捉えることが出来ます。
三つ目は、トクヴィル時代のアメリカと共通しますが、政治への当事者意識が非常に高かったらしいです。
政治的決定に直接参加できることを市民権を持つ者としての名誉と考える意識が根付いていたようです。
無論、代議制民主主義がアテネの民主主義に優越している部分も数多くあります。全体的に見たら現代の代議制民主主義が優越でしょう。
しかし、何千年も前の民主主義が現代の民主主義より優越している点があるのは興味深いです。
これらは代議制民主主義の改良点として記憶しておくべきだと感じます。民主主義が完成系ではないことを肝に銘じた方が良いでしょう。
さて、ここまでながながと説明して何が言いたいかと言うと資本主義と民主主義はどちらも改良の余地があり、完璧ではないと言うことです。
しかも、ここに挙げた点以外も欠点は大量にあります。
欠点同士が相乗効果を生み出し、大きなリスクになる可能性もあるでしょう。
上記の事情が歴史上で悪さをしたことは枚挙に暇がないほどあるはずです。
現在完璧でない者同士が有機的に結びついて、国家の一部となっています。しかも、両者は、合一を前提に作られたものでもないです。
時には、民主主義と資本主義が対立することさえあるでしょう。実際、民主主義と資本主義が両立可能かを探求した研究は存在します。
(上記研究は関係なしに)この状態では、数々の未来の分岐があると私は思います。無論、線形の未来ならばある程度限られた道筋しかありません。
しかし、現実が複雑系であることは明らかになっています。どんな未来もこれから起こることによっては不可能ではありません。
ここから話す「権力者の葬式にペテルギウスの爆発を利用するようになる」というシナリオも不可能ではないはずです。
実際、有名な「ガルダチェフスケール」には太陽などの恒星を利用する構想もありました。毛色は違いますが。
では、ここからシナリオについて説明していきます。夥しい数ある分岐の中の一つと捉えて下さい。
(1) 資本の独占の進行
先ほども言った通り、資本主義の課題の一部に寡占があります。そして、資本と技術の寡占は深く結びついています。
例えば、技術革新により、優位性を確立した企業による、市場独占が懸念されています(例:米当局がGoogleの分割を検討している)
また、エマージングテクノロジー(将来実用化が期待される振興技術)などは責任ある研究とイノベーション(RRI)が重要とされています。
上記によると、
責任ある研究とイノベーション(RRI)は、「新興技術がELSIを十分に考慮したうえで公共の利益のために開発され、倫理的に許容され、経済的、社会的、環境的な持続性を保証するものであるために必要不可欠な実践的行動」と定義されているようです。
ELSI(倫理的、法的、社会的影響)は新興技術の影響(リスクなど)を発見するための枠組みです。
新興技術を社会で実用化するうえで生じる「技術以外の課題」そのものを指すこともあります。
RRIはイノベーションの上流から下流までを俯瞰し、適切なステークホルダーを研究に巻き込む。
巻き込んだ多様なステークホルダーと議論を交わし、振興技術のリスクを軽減するための策を話し合い、技術の社会受容性を高める。
(大雑把に言えば)というような感じで行います。また、これは技術を導入した後だと、そのリスクを抑制しずらいという前提から成立しています。
振興技術にはリスクがつきものだという認識をRRIからは伺えます。そして、その中に技術の悪用が含まれます。
ディストピア的世界観として「特定の主体が技術を独占し、悪用する」ことが描かれますが、全くの夢想物語ではないのです。
反対に、技術のコモディディ化という考え方もあります。技術競争が激化する中で、その技術の優位や特徴が失われる現象を指します。
現在のAIのように振興技術も競争の中でコモディティ化が進むとされますが、それでもなお独占のリスクも論じられ続けています。
民主主義、資本主義といっても様々な力学があり、一枚岩ではありません。振り子がどちらに揺れるのか、楽しみです。
ここでは、新たな技術が発生し、独占が進んだと仮定して話を進めます。
(2)強大な主体同士の競争
圧倒的な優位性を獲得した企業や超大国等の間で競争が激化するでしょう。
地政学などでは国家間のパワーバランスという概念があります。言葉の通りです。そして、パワーバランスは、様々な要素で成り立っています。
その一つに技術的な要素があります。この要素は他の全要素に影響を及ぼし、かつ発展の見通しが立てづらくなっています。
いつか他のパワーバランスを崩す新技術が出てきても不思議ではありません。例えを挙げるならば、反物質兵器の存在があります。
現状では、技術的な障壁があるようです。しかし、実現すれば核兵器よりも強力になると言われています。
ここで問題なのは、核兵器を抑制している原因に、核を放った国にも被害が出ることが挙げられますが、「ペテルギウス葬」の時代にはそのようなハードルは解消されていると思われます。
恒星を利用している時代に一つの惑星だけに住み続けるという未来は想像しにくいです。
ですので、反物質兵器で相手の領土(星ごと)を消し飛ばしても、問題が出ないような時代が来るかもしれません。
これは核兵器も同様です。このように、ある時代では抑制できても、その先の時代ではそうはいかない...というようなこともあります。
現在、AIの発展に法律が追いついていないとされています。
AIの発展が減速して、「法律が追いつくチャンスがあるので良かった」というような声が出るほどです(減速した証拠は下記に)
しかし、AIの規制が遅れながらでも進んでいるのは、「AIが世界を揺るがすほどの危険性がない」、「AIが独占されていない」という前提の元にあると思います。
上記二つが反転したらどうなるでしょう?先ほど反物質兵器を例に挙げましたが、このような状況が整ったら、容易に世界は占領されるでしょう。
そして、これが「100%不可能ではない」と言い切れるでしょうか?
(3)少数支配の台頭
言葉の通りです。人類全体を少数の主体が支配するようになった状態です。
先程申した技術的側面を筆頭に、何らかのパワーバランスが崩壊した結果、少数の主体にパワーが集中しました。
この主体とは、国、企業、個人、またはその他の集合体、様々な種類があり、支配的地位に立つ主体の種類まではここでは特定しきれません。
国や企業など、大きな集合を持てる形態の主体が優位ではありますが、資本などは個人が独占する恐れもあるからです。
(4)唯一的な支配的主体の台頭
少数支配が実現した場合、その主体同士で更なる競争が起こるのか?
歴史から事例を引けば、ヨーロッパでは基本的に強力な国同士は戦争になりました。
反対に、強力な主体同士、例えば清朝とローマが同時期に存在していた時代がありましたが、戦争にはなりませんでした。遠かったからです。
上記の例からは「ペテルギウス葬」の時代にこれからの尺度が通用しないことが少なからず示唆されています。
今までは強力な主体と言えば国であり、その競争は地理によるものが大きかったです。しかし、これからは技術的側面が重要になると考えます。
グローバリゼーションの台頭は記憶に新しいでしょう。競争的な側面では、遠い国同士で戦争や経済紛争が多発しています。
地理に技術的要素を含めた様々な(政治的、軍事的、経済的、資源的など)要素を扱っている学問が地政学です。
具体的に技術的要素が重要になるというと、この地政学における、技術的要素の比重が高まることと私は考えています。
さて、これから技術開発の競争がさらに激化すると言われています。この競争が国の趨勢を揺るがすことは間違いないでしょう。
そして、技術的要素の比重増加に、国意外の主体の参加と、絶対的な兵器の開発に求めたいとおもいます。
例えば、一つの企業がAIのシンギュラリティを達成すれば、その企業の影響力は国にも匹敵、あるいは超大国を持つ超える影響を持つかもです。
しかし、そこまでのマイルストーンの一つとしてAGIがありますが、まだ遠いらしいです。
このようなAIの発展を追うのは大変だと思うので、「AIワールド」という、欧州政策研究センターが作ったサイトを紹介している記事があるので貼っておきます(なぜか埋め込みが無理でした)
https://www.ceps.eu/why-ai-world-is-providing-the-key-insights-that-are-shaping-the-ai-revolution/
現状で一番強力な兵器は核兵器です。ですが、絶対的な兵器では無いと私は考えておます。
核兵器は一発の威力というより、報復合戦に発展することの危険性が特に強調されているように思われます。
また、核の危険性でよく引き合いに出される核の冬に対して、懐疑的な研究や意見は数多くあるみたいです。
対して、私の考える絶対的な兵器はそれひとつで相手を完全に撃滅できる兵器を指します。
このような兵器は実現するかといえば、それはわかりませんが、先程申した反物質兵器のように、その構想があるにはあります。
地政学の他のパワーバランスは突然崩壊するようなことは恐らくはありませんが、技術開発は、そのリスクを孕んでいます。
先ほど申したようにこの技術を一つの主体が占領すれば、完全なる独裁が実現するでしょう。他のパワーバランスは消し飛びます。
(5)独裁者による「ペテルギウス葬」
独裁者だけでなく、権力者全般に共通する特性として、自分の名前を歴史に残したがるというものがあります。
数万年後に実現できるそうなもので、もっとも派手そうな、名前を刻む行為を私は「ペテルギウスの爆発に名前を刻む」ことだと思うのです。
超新星爆発に名前を刻み込んだところですぐに消えてしまうのではと思うでしょう?
しかし、超新星爆発は星を新たに誕生させる働きがあります。
つまり、上手いことやれば名前を形取った、星の群衆が誕生するということです。
例えば、反物質兵器と量子コンピューター、AIなどを組み合わせれば、「超新星爆発の加工計画」が可能になるかもそれません。
昔の人は星の並びから神などを夢想しました。空に自分の名前を刻み込みたいと思う人もいたでしょう。
つまり、数万年後には技術が整っていれば、実際に行動に移される可能性があるということです。
超新星爆発から星が新たに形成されるまで期間があるようなので、人類の資本を一点に集約すれば不可能では無さそうです。
歴史に残る大事業には違いありませんが、数万年の内に「パラダイムシフト」が起きれば不可能ではないでしょう。
なぜ連載にするかを説明
ペテルギウスが最短で数万年後に爆発すると聞いて、記事を書こうと思い立ちました。
一日で書き上げてしまおうかと思ったのですが、重すぎてそれは不可能だと判断しました。
また、「名前を刻む」構想ではパラダイムを2つ紹介しようと思ったのですが、この一つを削除するに至りました。
後日、気が向いたら記事の続きを書こうと思います。いつになるかは分かりませんが。別の記事を書く可能性もあるので。
一応、次の構想とパラダイムシフトの名前だけでも記しておきました。
まえがきから飛んできた人は、次の記事が投稿されるまで待っていてくだされば幸いです。
構想2「終活としてのペテルギウス葬」
〜問い②に答える〜
パラダイムシフト:「地球の自然と融合し、ペテルギウスの爆発により死を迎える」