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祖父の軍隊履歴を追う!(手始め編)
祖父が行った戦争がどんなものだったのか
知りたいと思う年齢になったらすでにいない。
父も親戚も話したがらない。
ならば自分で調べるしかなかろう!
てな事で
色々調べていると
手始めに「軍歴証明書」を手に入れるべし!とある。
部隊名や出兵した日など、こと細かに記載されているらしい。
そんな物が残っている事に驚きだ。
旧陸軍軍人の場合、当時の本籍地があった自治体(県など)で保管しているようだ。(旧海軍は厚生労働省。)
そして、入手には条件があり、旧軍人の三親等内の親族、慰霊祭祀の主宰者とある。なので孫はOK。
まず自治体のHPを調べ、私と同じような小心者は担当課に電話をし、必要書類を再確認しよう。
必要となるのは
・自分の身分証(運転免許証、マイナンバーカード等)
・申請書があるので記入提出(自治体HPにあるのでダウンロード、もしくは担当課で記入)
申請理由の記入欄には慰霊のためとか記録保存のためとでも書いておけばいい。
・そして、旧軍人(祖父)と申請者(自分)との続柄を証明する物、
つまり「戸籍謄本」だ。
更に前段階があるのかぁ、とここで折れてはならぬ。
今度は「戸籍謄本」を入手すべく市町村役場の窓口に向かう。
(コンビニ交付、郵送もある)
初めてなので直接役所の窓口へ。
祖父を調べたいので
自分と親の戸籍謄本 450円
親と祖父の戸籍謄本 450円
が必要になる。
わざわざ足を運ぶんだ。この際だから思い切って戸籍の限界まで入手してしまおう!おおむね約1〜2週間かかるが祖父の親兄弟や曾祖父も知りたいだろ?家系図も作れるぞ!
役所で戸籍謄本の申請理由を聞かれたら家系図の作成と答えればOK。
(詳しくは上記リンクより)
必要書類の準備が出来たらドキドキしながら自治体に向かおう。
小心者は行く前に電話を入れておくと心が落ち着く。
こんな事でも無いと一生用事がない立派な自治体庁舎を堪能しつつ、
担当課へと向かう。
「軍歴証明の件で電話で話した者です。」と丁寧に伝えれば優しく迎えられるだろう。この丁寧さ、謙虚さが後々大切になってくるので心しておくように。
必要書類を見せて再度、目的を伝えよう。
「原本のコピーとパソコンでの打ち直しがございますがどうされますか?」
パソコンでの打ち直し?せっかくなので両方お願いする。
「現在大変混み合ってまして、ご提出に2週間ほどお時間がかかります。」
どうやら最近やたら人気らしく順番待ちとの事。
しかし、そんなにかかるものなのか?さすがに2週間はかかり過ぎ!
聞くと手書きの古い文字で書かれた軍歴を解読しながら打ち直してくれるのだそうだ。おおぅ、時間がかかるのも納得である。
しかもうちの自治体はこの作業が無料である。
心の中で悪態をついた自分が恥ずかしい!
(横柄な態度で接していたなら、貴方は半年待ちですね!と言われかねん。言わないと思うが、お互い気持ちよく事を進めたいものである。)
予定より早く、1週間ほどで連絡が来た!
深くお礼を述べつつ席につく。
原本のコピーと印字された物を受け取り説明を受ける。
「原本を見ますか?」と言われたが保管庫にあるらしく
大変忙しそうなので辞退、コピーがあるしね。
「最後にご質問はございますか?」
「同じ部隊の方を知りたいのですが、、。」
(困り顔)「ごめんなさい、、。」
個人情報をキチンと取り扱っている自治体である。
(部隊名がわかれば、生き残った方の軍人会があるかも。あとで調べてみよう。)
さあ、それでは解読だ!
(軍隊履歴書は単なる記録の羅列でしかない、それを読み解くのだ!)
続きは「祖父の戦争記録を追う!(日中戦争変)」へ
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