不動産お取引の流れ

不動産取引は、購入・売却の双方でいくつかのステップを経て進められます。それぞれの段階で必要な書類が異なりますので、以下で具体的な流れと必要書類を解説します。

1. 不動産取引の基本的な流れ

ステップ1: 物件の選定（購入者） / 売却の準備（売主）
• 購入者: 不動産情報サイトや不動産会社を通じて物件を探す。
• 売主: 不動産会社に査定を依頼し、適正価格で売却準備を行う。

必要書類
• 売主:
• 登記簿謄本（登記事項証明書）
• 固定資産税納税通知書
• 身分証明書（運転免許証、マイナンバーカードなど）
• 建築確認済証、検査済証（新築物件の場合）

ステップ2: 売買条件の交渉
• 売主と購入者が物件価格や引き渡し条件を交渉。
• 仲介業者が間に入り、調整するのが一般的。

必要書類
• 購入者:
• 資金計画書（ローン利用時）
• 身分証明書

ステップ3: 不動産売買契約の締結
• 売主と購入者が売買契約を交わします。
• 手付金を支払い、契約を確定。

必要書類
• 売主:
• 登記済権利証または登記識別情報
• 印鑑証明書（発行から3か月以内）
• 実印
• 購入者:
• 身分証明書
• 住民票
• 認印または実印

ステップ4: 住宅ローンの申請（購入者）
• 購入者が金融機関に住宅ローンを申請します。

必要書類
• 購入者:
• 住民票
• 所得証明書（源泉徴収票や確定申告書）
• 売買契約書の写し
• 印鑑証明書

ステップ5: 決済と引き渡し
• 物件の最終的な支払い（残代金の支払い）と、物件の引き渡しを行います。
• 売主から購入者に鍵や関連書類を渡します。

必要書類
• 売主:
• 固定資産税納付証明書
• 登記済権利証または登記識別情報
• 建物図面や設備一覧表（任意）
• 購入者:
• 住民票
• 銀行からの融資実行確認書

ステップ6: 所有権移転登記
• 不動産の名義変更（所有権移転登記）を法務局で行います。
• 司法書士に依頼するのが一般的。

必要書類
• 売主:
• 登記識別情報または権利証
• 印鑑証明書
• 固定資産評価証明書
• 購入者:
• 住民票
• 印鑑証明書
• 住宅ローン利用時の抵当権設定書類

ステップ7: 引っ越しと入居
• 購入者が物件に引っ越し、実際に利用を開始します。

2. 注意点

購入者側の注意点
• 事前審査: ローン審査に通過しているか確認する。
• 契約書の確認: 特約事項や重要事項説明を慎重に確認する。

売主側の注意点
• 物件の状況を正確に説明: 隠れた瑕疵（欠陥）がある場合は、事前に告知する。
• 税務申告: 売却益が出た場合は譲渡所得税の申告が必要。

3. 不動産取引に役立つサポート
• 不動産会社: 契約交渉や書類準備のサポート。
• 司法書士: 所有権移転登記や抵当権設定登記の手続き。
• 金融機関: 住宅ローンのサポートと資金提供。

具体的な取引において疑問や困りごとがあれば、さらに詳細なサポートを提供できますので、お気軽にご相談ください！

東京土地開発株式会社
東京都豊島区南池袋2-12-5
第三中野ビル7階
03-5904-8255

担当　荒谷竜太